犯罪における罰金と服役 †
犯罪行為と罰金 †
- 他人の物を動かしただけで犯罪行為となるなど犯罪に対しては厳しい。
- 三人称視点で失敗する事があるが、話しかけるつもりで店のアイテムを掴んでしまうなどの「過失」も犯罪となる。
- Dispositionの減少は「被害者と友好的なNPC目撃者」の減少値。「被害者」は2倍減少する。
- DispositionがNPCのAggressionを5以上下回ると敵対しPlayerに攻撃を仕掛ける。
- GuardのDispositionが90以上であれば、罰金を肩代わりして払ってくれる。
犯罪行為 | 英文 | 罰金 | NPCのDisposition減少 |
窃盗 | Theft | アイテム価格の半額 | アイテム価格の半額値 |
不法侵入 | Trespassing | 5G | 20ポイント |
スリ | Pickpocketing | 25G | 25ポイント |
暴行 | Assault | 40G | 10ポイント |
脱獄 | Jailbreak | 50G | 変化なし |
馬泥棒 | Stolen Horse | 250G | 変化なし |
殺人 | Murder | 1000G | 50ポイント |
服役 †
- 犯罪を犯し、Guardに逮捕され「牢屋へ行く」を選ぶと「服役」する事になる。
- 服役日数=罰金額/100で小数点以下は切り捨て
- 0Gのアイテムを盗んでも、最低一日服役する。
- 0~199Gまでは一日、200~299Gでは二日、・・・、36000G~36099Gで禁固一年360日、・・・上限なし。
- 盗んだ品物の総額が高いと、殺人より服役日数が長くなる。
- 「盗品」は全て没収され、牢屋番脇の「証拠品入れ」に収納される。
募集された「盗品」は脱獄以外の手段では回収できず、罰金を払うか服役すると消滅する。
- 不法侵入など他の犯罪を目撃されていれば加算される。
- Skill変化=服役日数×1ポイント
- 対象となるSkillはMajor、Minorの区別無くランダムに選択される。
- 選択されたスキルが、SneakかSecurityならばスキルが1上昇する。(ロード画面のヒントで表示される。)
SneakかSecurity以外のスキルの場合はスキルが1減少する。
- 例) 1000Gの罰金が科せられる殺人は10日服役で最大合計10ポイントのSkillが減少。
- 選択されたスキルが変化するタイミングは牢屋での就寝(服役と表示される。)時で、合計値が一回の就寝で変化する。
- 就寝前セーブ⇒減少Skill確認⇒就寝前データロードで変化するスキルを変更可能。
- Majorスキルが減少しても、レベルダウンはしない。
ヘルスが増加するだけとなりがちであるが、上限を超えてレベルアップする手段。
逮捕に抵抗 †
- 逮捕しようとしたGuardは攻撃してくる。
- そのエリア(エリアをロード中と表示されない範囲内)のGuardは全員戦闘に参加する。
- 市中のGuardならDisposition次第では、降参を受け入れることが多い。
- 降参すると、「罰金を払う、牢屋へ行く、逮捕に抵抗する」のいずれかを再度選択できる。
- NPCも戦闘に参加することがある。
- 所属しているギルドのメンバーなどPlayerへのDispositionが100のNPCはPlayerを援護しGuardに攻撃する。
- 戦闘に巻き込まれNCPが死亡すると、多くのクエストが失敗または未発生となる可能性がある。
- 都市からの脱出ルートを熟知していないと、結局は罰金を支払うか、服役することになる。
- Chameleonなどで不可視にならない限り、都市部ではGuardは必ずPlayerを発見するようにプログラムされている。
- 屋根の上など通常Guardが到達できない場所でも同じ。
- いったん逃げ切る(Guardが武器をしまう)と話しかけない限り再逮捕されない。
- ただし、罰金額が1000G以上の犯罪を犯していると、視界内に入ればGuardは問答無用で切りかかってくる。
犯罪行為 †
窃盗 †
- 赤アイコンのアイテムを持ち上げる、赤アイコンの収納庫からアイテムを所持品に移すと窃盗行為。
- 窃盗行為をGuardに目撃されるか、NPCかに目撃され通報されると「窃盗」となり、Guardに逮捕され罰金が科せられる。
- 全て「現行犯」が前提で「盗品所持」は犯罪とならない。
- 窃盗行為で得たアイテムは「盗品」となるが、「盗品」は通常の商店では売却できない。
- シーフギルド所属前は、Ill Omen宿のManheim Maulhandだけが「盗品」を買取る。
- 「盗品」マークは通常消えないが、売り払って買い戻すとマークは消え「盗品」ではなく「Playerの所持品」になる。
いったん盗品扱いを解消すると、一般の商人に売却できる。ただし「盗品」買い戻し額が高価なので利益は得られない。
- 赤アイコンの収納庫は、NCPあるいはGuardの視認範囲内では、
- 施錠されていない収納庫を「開けるだけ」なら犯罪とならない。
- 施錠されている収納庫を「解錠して開ける」と5Gの罰金が科せられる。
- 赤アイコンの本、スクロール、手紙、Grayfoxのポスターは、NCPあるいはGuardの視認範囲内では、
- 「読むだけ」なら犯罪とならない。
スキルブックは読むだけでスキルが上昇するため、本屋では該当する本があれば無料でスキル上げができる。
- 「移動または取得する」と「窃盗」。
- Nimrootは採取として扱われる。
- 他人の家にあるNimrootは赤アイコンとなるが、目撃されながら採取しても「窃盗」にならない。
- 赤アイコンが表示されないアイテムでも移動または取得すると窃盗となることがある。
- メイジギルドクエストでは最低でも3個が盗品となるなど、クエスト関係で多い。
500Gを持ち去ると盗品数が500加算される例があるため、「盗品数」は気にしない方がよい。
不法侵入 †
- 施錠の有無に係わらず、赤アイコンのドアを通過すると不法侵入行為となる。
- 中にNPCがいて退去勧告と無視すると「不法侵入」。
- 不法侵入中にGuardに足音を聞かれ、踏込まれて逮捕されると「不法侵入」。
- アイコンの色だけで判定ができ、一般に建物外へ出ていく場合は「不法侵入(退去)」とはならない。
- クエストでは不法侵入行為を余儀なくされる事が多い。
NPCも戸惑いながらもクエストを進める会話が可能な場合が多いが、
会話後に即時退去が求められ、応じなければGuardが呼ばれ「不法侵入」。
NPCのDispositionが低下しているため、Speechcraftスキルが低いと説得に失敗することがある。
- 城の個人部屋に不法侵入するとGuardに攻撃されるか、捕まると5Gではなく40Gの罰金。
- 非公式patchを当てていないと、逮捕されても「不法侵入数」が0から増加しないことがある。
スリ †
- Sneakで他人をアクティベートし所持品欄を開く行為はスリ行為。
- 開いただけで所持品を盗まなくとも発見されれば「スリ」。
- 他人の所持品欄を開き、アイテムを盗む行為を発見されGuardを呼ばれると「スリ」。
- 発見される確率は、個数や総額ではなく、NPCの所持品から盗んだアイテムの合計重量に比例し上昇する。
- 所持金は重量0であるが、アイテムより高確率で発見される。
- 重量0のアイテムをNPCの所持品に加える行為は、発見されGuardを呼ばれると「スリ」。
- 見つからずに渡すと「スリ」にはならないが、「スリに成功した回数」は増加しない。
暴行 †
- 他人に武器、素手、攻撃要素のある魔法で攻撃すると、ダメージの有無に係わらず暴行行為。
- Guardに暴行行為を働くと例外なく「暴行」。(100%Chameleonでも回避できない。)
- NPCに暴行行為を働き、Guardに現行犯逮捕されるか、逃げられ通報されると「暴行」。
- NPC、Guardの所属になる馬に暴行行為を働くと「暴行」。
- Guardに通報しないNPCに先制で暴行行為を働いても「暴行」にならない。
- ダンジョン内のVampire、Necromancerなどの敵NPC、友好的だが攻撃を受けても逃げないNPCなど。
脱獄 †
- 牢屋の扉から出て牢獄を脱出すると発見の有無に係わらず「脱獄」。
- 牢の鍵を開錠する、GuardのDispositionを90以上にし扉を開けさせ脱出すると「脱獄」。
- 脱獄中に牢屋番に見つかり戦闘になると、牢屋番は「降伏」を受け入れない。
- チュートリアルは実質脱獄だが、扉から出ていないため「脱獄」ではない。
馬泥棒 †
- 赤アイコンの馬に乗馬したところをGuardに発見されるか、Guard通報されると「馬泥棒」。
- 友好的なNPCの馬は一度目だけは見過ごしてくれる。
- 乗馬中、下馬の際には「馬泥棒」にならない。
殺人 †
- 友好的NPCを先制攻撃し殺した現場を、NPCやGuardから目撃されると「殺人」。
- 目撃されなければ「殺人」の罰金は科せられないが、殺人数は加算される。
- 友好的NPCが先制攻撃し、反撃して殺した場合は、NPCやGuardから目撃されても「殺人」とならない。
- Guardを先制攻撃し殺すと、NPCやGuardが目撃しなくても「殺人」。
- 単独のGuardを「不法侵入」時に先制攻撃し殺すと、「殺人」の罰金は科せられないが、殺人数は加算される。
- 最初の殺人時には「知らざれる勢力によりあなたの行為は見張られている。」とログが出て、Dark Brotherfoodの使者が次の就寝後に現れる。
- クエスト関係のNPCは「殺人」扱いとなるケース分けが色々とある。(各クエスト参照)