editlog - 現在との差分 (201401)

editlog - 現在との差分 (201401)


ページ名 MOD/パフォーマンス (閲覧)
投稿者ID 3xewSbyo4uB
投稿日 2014-01-06 (Mon) 13:46:42
差分情報 [ 差分 | 現在との差分 | ソース ]
現在との差分行 追加:117, 削除:65

#author("2024-02-10T13:24:01+09:00","","")
*はじめに [#first]
 ゲームのパフォーマンス改善を主眼としたMODをまとめてみました。

 %%ゲームのパフォーマンス改善を主眼としたMODをまとめてみました。%%
 ''「システム」グループ以外に2023年時点でのPCに効果的なMODはほぼありません。''
 2010年以前のPCで描画・安定性と引き換えにパフォーマンスを上げるMODが多く、いずれも開発が停止しています。またメッシュの最適化なども多くのグラフィックMODに組み込まれています。
 [[MOD/EXE拡張]]で安定性を確保した後、現在のPCでも重く感じるならば[[BethINI>攻略記事/oblivion.ini#qeb0428a]]で描画設定を下げる、グラフィックMODを減らす事などをお勧めします。
*目次 [#contents]
#contents

----
*システム [#rf0f8175]
**[[パフォーマンス]]調整 [#w1b41b65]
PC環境そのものや[[Oblivion.ini>攻略記事/oblivion.ini]]の見直しです。
現代のPCならば、[[DXVK>パフォーマンス#dxvk]]も検討価値があります。

**[[イントロムービーの省略>https://www.pcgamingwiki.com/wiki/The_Elder_Scrolls_IV:_Oblivion#Skip_intro_videos]] [#nbfff266]
以下の3つの方法があります。
-Oblivion.iniを[[直接>攻略記事/oblivion.ini#q23b6f99]]または[[BethINI>攻略記事/oblivion.ini#qeb0428a]]などで編集する
-<ゲームインストールフォルダ>\Data\Video内の以下の動画ファイルを削除する
 2k games.bik
 bethesda softworks HD720p.bik
 game studios.bik
 Oblivion iv logo.bik
 Oblivion Legal.bik
-MODの[[Oblivion - No Intro Videos>NexusOblivion:47255]]で上書きする

**[[Oblivion Decompressed Records>NexusOblivion:53559]] [#qdcada9e]
-Oblivionの特定レコードは効率の悪い圧縮がされています。
-それを解凍する事でパフォーマンスを向上させる[[TES4Edit>MOD/Tool#tes4edit]]のスクリプトです。


**[[SB Weapon Drop Fix>NexusOblivion:50223]] [#tb0b8c46]
-NPCが死亡時に武器を落とさず装備したままとなるため、セーブの肥大化の原因となる動的なアイテムを作成するのを防ぎます。
-他MODと干渉する可能性があるので、導入は注意しましょう。
-[[Oscuro's Oblivion Overhaul>MOD/総合#ooo]]とは互換性が保証されています。
**[[Oblivion Priority>https://github.com/Erstori/FallrimPriority/releases]] [#d474e42e]
ミラー(v3.0.0):[[Skyrim Priority SE AE - skse plugin>https://www.nexusmods.com/skyrimspecialedition/mods/50129?tab=files]] (Optional files)
-Oblivion.exeのプロセスの優先度を自動的に「高」にするSKSEプラグイン。
-これによって(CPUやメモリといった)Windowsシステムのリソースが優先的に割り当てられるようになるため、ほかの負荷の高いプロセスによってゲームが急に重くなるということが少なくなります。
**[[Oblivion Stutter Remover>NexusOblivion:23208]] (OSR)[#osr]
2023年時点では、[[Oblivion Display Tweaks>MOD/EXE拡張#te400259]]と[[ORC>MOD/EXE拡張#orc]]の併用を推奨します。
Oblivionのメモリ管理を乗っ取ってより高性能なものへ変更します。
メモリ使用量を増やす3GB、4GBパッチと併用すると特に効果的ですが、パッチをあててない環境でも使用すると十分にパフォーマンスは改善します。
ただしOBSEプラグインな上にiniを色々いじらないと不安定になりやすいので、導入の敷居は他のmodよりやや高め。
Tripple_WIPにはOblivionだけでなく、Fallout3・New Vegasでも使用できるdllが含まれています。

以下iniでいじれる項目。((ここより下はOblivion Clarityを参考にしてるというかほとんど引用してます))
-''bReplaceHeap''
この項目を1にするとメモリ管理機能がより高性能なものに差し替わり、↓のiHeapAlgorithmでモードを選べるようになる。
CTD報告例があるので、iHeapAlgorithmを色々いじっても駄目なら0にすること。

-''iHeapAlgorithm''
メモリ解放モードを5種類から選べる。(RC・WIP版では2つ追加され7種類)
特徴は以下の通り。
1. 最も安定しているが処理速度は最も遅い。それでもヴァニラよりマシ。
2. Vistaや7だとそこそこ早くなるモード。XPでの使用は推奨されていない。
3. 二番目に高速。5ほどではないが不安定になりやすい。
4. デバッグ用のモードらしい。使わない方がいいとのこと。
5. デフォルトはこれ。最も高速だが不安定になりやすい。
6. RC・WIP版で追加され、デフォルトに設定されている。5と同じように早く不安定。
7. RC・WIP版で追加。なんか特殊なDLL使ってるみたいだけど6・5と同じように早く不安定。最新バージョンでは7ではなく8。
不安定になるかどうかは環境によるので、大きい数字から順に試していくと良い。
使用するモードによってはComponentDLLsが必要になる場合がある。OSR_4-1-24_RCには既に含まれている。
実際編者の環境ではしばらく5が一番安定した。ただ大型modの詰め込みにより一気に不安定になり、現在は1に設定している。

-''iHeapSize''
iHeapAlgorithmが使用するメモリサイズ。iHeapAlgorithmが1、2、4の時は値が無視される。
3gb enablerや4GBパッチを使用している場合、500~1500の間が推奨されている。当然PCのメモリも4GBより多く必要になる。1024以上では起動しない例あり。
3gb enablerや4GBパッチを使用していない場合は、300~500の間が推奨されている。

-''MaximumFPS''と''MinimumFPS''
それぞれFPSの上限と下限を設定する。FPSが設定の上限を超えた場合上限値まで引き下げPCの負荷を下げる。
下限値を割った場合はゲームスピードを下げてPCを安定させようとする。

-''iSleepExtra''
CPUを休ませる時間の設定? 遠くの敵の挙動がおかしい、AIが起動してないという場合はこの項目を-1に設定すると改善することがある。

-''bAllowSlowMotion''
敵が壁の中や床の下などに出現する場合、この項目を0にすると改善することがある。
NPCの落下死などを防止できるかも。
ただし0にするとMinimumFPSのゲームスピードを下げる機能が無効になる。

-''bAllowDynamicResizing''
ハッシュテーブル(連想配列)の容量を増やす? modを多く入れている場合効果的とかなんとか。まだ試験的な機能のため1にするとCTDの恐れあり。

-PCスペックに余裕がある場合、上記の調整に加えて以下の項目を調整すると、Oblivionの安定性が増すかもしれない。

--''iReduceLongSleep''
この値を1以上に設定することで、Oblivionのスリープ時間を減少させる。
これによりマルチコアCPUのパフォーマンスを助けるかもしれない。
1は50%、2は75%の減少となる。推奨は1。

--''bAlternate64HertzFix''
この値を1にすると、ゲームエンジンとモニタの同期ずれによって起こるCTD、いわゆる「64Hz問題」の代替処理を行う。

--''iDefaultMode''
CriticalSections(室内から屋外に移動する際にCTDする等)に対するCTD防止処理(Overrides)のモード。
2または3を推奨。デフォルトは2。

--''iDefaultSpin''
デフォルトの1200は最低限の数値で、小さすぎるのも大きすぎるのも良くないとのこと。
4000ぐらいを推奨されているが、CPUのコア数やスレッド数に応じて最適な値は変わる。



*メッシュ・テクスチャ関連 [#texture]
 一部は[[MOD/グラフィック]]にまとまっていますので、そちらを参考にして下さい。

**[[DeParallaxer>NexusOblivion:3209]] [#q175dd63]
[[視差マッピング>http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0&start=0&hl=ja&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox&rls=org.mozilla:ja:official]]を除去します。壁などのテクスチャが平べったく、眠たくなりますが、パフォーマンスは上がります。

**[[LowPoly Grass>NexusOblivion:5434]] [#m4d2f720]
草のポリゴン数を減らしてFPSを向上させます。
真上から見たときにスカスカな印象を受けないLowPolyAlt版がおすすめ。
参考データ:bwgroundcover03.nifのポリゴン数は8。(Vanillaは20)

**[[Short Grass>NexusOblivion:2069]] [#edfba650]
草を短かめにします。(オブジェクトはそのままで、出現範囲を狭めているだけなので、FPSに変化はありません)
しかし短くすることで草むらに落としたアイテムを見つける際に重宝します。

**[[RPGBlackDragons LowTriPolyGrass>NexusOblivion:33403]] [#gd28e9df]
LowPoly GrassとShort Grassを併せたようなもの。
LowPolyのバリエーションも豊富でEspを使用しないので安心感がある。
ただ、風にそよぐ表現が少し苦手なようです。
参考データ:bwgroundcover03.nifのポリゴン数はLevel 0で10、Level 1で6、Level 2で4、Level 3で2。

**[[Operation Optimization>NexusOblivion:10510]] [#gbd0fe0b]
 大きなメッシュの頂点を見た目を損なわない程度に減らしFPSを向上させます。
- BAIN形式のインストーラーがWrye氏による[[Bain Mods>NexusOblivion:22170]]という名称のMODとして提供されています。
**[[Optimised Distant Land MAX>NexusOblivion:15278]] [#si37b8as]
 遠景の地形メッシュから無駄の多い部分を減らしてFPSを向上させます。50%と75%の2タイプあり、50%だとほとんど見た目の変化なくパフォーマンスを向上できます。
**[[Qarl's Normal Maps Reduced: for Qarl's Texture Pack 2>http://planetelderscrolls.gamespy.com/View.php?view=OblivionMods.Detail&id=1873]] [#k646a2ec]
 Qarl's Texture Pack 2導入による負荷の増加を緩和します。(要VRAM256M)
 MOD/グラフィックの[[Qarl's Normal Maps Reduced>MOD/グラフィック#qarl2reduced]]を参照の事

**[[Reduced Normal Maps for Qarl's Texture Pack 3>http://planetelderscrolls.gamespy.com/View.php?view=OblivionMods.Detail&id=2724]] [#he46f3ee]
 Qarl's Texture Pack 3導入による負荷の増加を緩和します。(要VRAM256M)
 MOD/グラフィックの[[Reduced Normal Maps for Qarl's Texture Pack 3>MOD/グラフィック#qarl3reduced]]を参照の事

**[[Less Dungeon Effects>NexusOblivion:6330]] [#hcbcfb22]
ダンジョンによくある霧やガスを消してパフォーマンスをあげます。霧が多いところでカクつく人向け。
※sigil stoneを取れなくなることアリ(外せば直る)
※ハンドルやスイッチが動作しなくなることアリ(外せば直る) 特に操作したときに魔法エフェクトが出るタイプが怪しい
 例:Black Rock Caverns の隠しハンドル
※Sheogorath クエ終盤の犬が降ってくるイベントで、犬が燃えるエフェクトまで無くなってしまい結果的にクエストが先に進まなくなってしまう。当該クエストを進めるときは一時的にmodを外そう。
※武器に魔法エフェクトを加えるVisual Enchantments系のMODと競合します。

**[[Jhaeriks Dungeon Fog Remover>NexusOblivion:40555]] [#uf3e58fd]
Less Dungeon Effectsのように色々消すのではなく、シンプルにダンジョンの霧だけを消すMOD。
霧をさっぱり消してしまう通常版と、霧の量を控えめにするLite版があります。
霧エフェクトの負荷は地味に大きいので、スペックに自信の無い人はLite版だけでも入れておくと安心かも。

**LoRise's Cyrodiil Complete[#edfba651]
90%のテクスチャのサイズを小さくし、全体的に光沢のあるテクスチャになります。以下の順に導入してください
全てOMOD形式です。
[[1>NexusOblivion:7163]]
[[2>NexusOblivion:7167]]
[[3>NexusOblivion:7176]]
[[4>NexusOblivion:7207]]
[[patch1>NexusOblivion:7226]]
[[5>NexusOblivion:7338]]
[[patch2>NexusOblivion:7370]]

**[[CT_lightMod>NexusOblivion:13954]] [#y21f841d]
Torch等の灯りの揺れを止めてパフォーマンスを上げるMod。揺れをゆっくりにするSlowバージョンもあります。
このModを導入するとTorchの重量が0から1になるので、あまりに大量のTorchを持った状態だと動けなくなる可能性があります。
Dungeon Actors Have Torchesとは競合しないので併用は可能ですが、Drop Lit Torches系とは競合するので注意しましょう。
**[[Underwater and/or Shore Rock Remover>http://planetelderscrolls.gamespy.com/View.php?id=3198&view=OblivionMods.Detail]] [#y21f841e]
水中の不要な岩などを削除します。岩の多い所であれば8~6ほどのfps上昇がみられます。

*シェーダー関連 [#l9b0ee4a]
**[[RPG-BlackDragons ATI 3_0 Shader>NexusOblivion:34125]] [#xb74bfd2]
[[シェーダー3.0>攻略記事/oblivion.ini#le900a0b]]をONにしている環境で有効になるMod。FPSがほんの少し上昇する。

HDR環境特有の光源の眩しさが抑えられる一方、薄い透明のすだれが全体に掛かったような画面になる。
光源処理ははっきり分かるレベル。画面効果は気にならない人は気にならないが、気になる人は気になるといったレベル。
Shadersフォルダを上書きするので、必ずバックアップを取ってから導入すること。

*天候関連 [#te363121]
**[[No Oblivion Weather When Outside Oblivion>NexusOblivion:23173]] [#vb445fd7]
Oblivionゲート付近で変わる赤い雲の天候を削除します。ゲート付近でガクガクする人にオススメ。

*画質の動的変更 [#dynamicchangequarity]
**[[Combat FPS Optimizer>NexusOblivion:6678]][#a53dfaba]
戦闘状態に入った際、自動で画質設定を落とすことで、戦闘時のパフォーマンスが格段に向上します。(設定が適用されるまで数秒かかります。)ゲームを起動する度に非戦闘時のiMinGrassSizeが120にセットされますが、バイナリエディタ等でespファイル内の文字列120を検索→任意の数字にセットできます。他の項目も同様のやりかたでカスタマイズ可能と思われます。[[Oblivion Script Extender>http://obse.silverlock.org/]](OBSE)が必要。
**[[Nearly Perfect Frame Rate Optimizer>NexusOblivion:7706]][#g3r4hhvs]
上記のCombat FPS Optimizerとほぼ同じ機能。ゲーム中にCtrl+Lで設定変更可。
FPSを稼ぐ方法としてビデオオプションの9個のスライダーを全て左に寄せます。
最初に戦闘時・通常時それぞれ希望するFPSを指定(Combat FPS, Non-Combat FPS)
実際のフレームレートが指定値より遅くなるとスライダーを下げ、速い時は上げることでパフォーマンス調整を行います。
Slider Settings では各スライダーの変更許可および下限を設定できます。(敵が見えなくなるようなことを防ぐため)
Alt+L で一時的に最高・最低設定に変更。
メモリ開放機能付。タイミングは不明。
[[Oblivion Script Extender 0011以上>http://obse.silverlock.org/]](OBSE)が必要。
**Streamline 3 [#x444c3662]
まだベータです。ダウンロードは[[こちら(Streamline)>MOD/パフォーマンス#streamline]]から。
Streamlineから進化し、高フレームレートを保つために各種設定を自動変更する機能や自動保存機能、FOVの設定機能が追加され、単なるメモリのパージユーティリティではなくなりました。
なお各機能を使用するかしないかを設定できますので、FOV設定だけ使うということも可能です。
#br
各機能で有効・無効が設定可能なもの:メモリクリア機能、高フレームレートに保つための各種設定自動変更機能、自動保存機能、FOV設定機能、ホットキー設定。
 各機能で設定可能な主なものは以下のとおりです。
-メモリクリア機能:クリアのモード・タイミング等
-自動変更機能:ディテール、草の密度、草木の表示距離、光や影の数・距離、人や物・アイテムの表示距離、風景の表示・距離、水の表示品質等
-自動保存機能:一定時間おきに保存・その時間間隔、戦闘時に保存する・しない、低HP時に保存する・しない、その他多数・・・
-FOV設定機能:角度、会話時にも変更するかどうか。

*アイテム管理 [#r4f3ceee]
**[[Clean up>NexusOblivion:24606]] [#yff0b206]
-リスポーン以外でも死体や地面に落ちたアイテムを消してくれます。消えなくなった死体やアイテムなども処理できます。
-主な目的は死体やアイテムを処理することでセーブデータの容量を減らすことです。これで道に落ちているアイテムを拾う作業から解放されます。
-2、3回通っても無視された死体やアイテムを消します。ただヴァニラと同じ感覚でアイテムを地面の上に捨ててるとすぐに無くしてしまいます。
その場合はリスポーンするものでもいいのでコンテナに入れておけばClean upの削除からは逃れられます。(もちろんリスポーンすれば普通に消えます)
-OBSE必須。

*メモリ管理 [#rf0f8175]
**[[Oblivion Stutter Remover>NexusOblivion:23208]] [#osr]
Oblivionのメモリ管理を乗っ取ってより高性能なものへ変更します。
メモリ使用量を増やす3GB、4GBパッチと併用すると特に効果的ですが、パッチをあててない環境でも使用すると十分にパフォーマンスは改善します。
ただしOBSEプラグインな上にiniを色々いじらないと不安定になりやすいので、導入の敷居は他のmodよりやや高め。
Tripple_WIPにはOblivionだけでなく、Fallout3・New Vegasでも使用できるdllが含まれています。

以下iniでいじれる項目。((ここより下はOblivion Clarityを参考にしてるというかほとんど引用してます))
-''bReplaceHeap''
この項目を1にするとメモリ管理機能がより高性能なものに差し替わり、↓のiHeapAlgorithmでモードを選べるようになります。
CTD報告例があるのでiHeapAlgorithmを色々いじっても駄目なら0にしてください。

-''iHeapAlgorithm''
メモリ解放モードを5種類から選べます。(RC・WIP版では2つ追加され7種類)
特徴は以下の通り。
1. 最も安定しているが処理速度は最も遅い。それでもヴァニラよりマシ。
2. Vistaや7だとそこそこ早くなるモード。XPでの使用は推奨されていない。
3. 二番目に高速。5ほどではないが不安定になりやすい。
4. デバッグ用のモードらしい。使わない方がいいとのこと。
5. デフォルトはこれ。最も高速だが不安定になりやすい。
6. RC・WIP版で追加され、デフォルトに設定されている。5と同じように早く不安定。
7. RC・WIP版で追加。なんか特殊なDLL使ってるみたいだけど6・5と同じように早く不安定。最新バージョンでは7ではなく8。
不安定になるかどうかは環境によるので、大きい数字から順に試していくと良いでしょう。
使用するモードによってはComponentDLLsが必要になる場合があります。OSR_4-1-24_RCには既に含まれています。
実際編者の環境ではしばらく5が一番安定した。ただ大型modの詰め込みにより一気に不安定になり、現在は1に設定している。

-''iHeapSize''
iHeapAlgorithmが使用するメモリサイズ。iHeapAlgorithmが1、2、4の時は値が無視される。
3gb enablerや4GBパッチを使用している場合、500~1500の間が推奨されている。当然PCのメモリも4GBより多く必要になる。
3gb enablerや4GBパッチを使用していない場合は、300~500の間が推奨されている。

-''MaximumFPS''と''MinimumFPS''
それぞれFPSの上限と下限を設定する。FPSが設定の上限を超えた場合上限値まで引き下げPCの負荷を下げる。
下限値を割った場合はゲームスピードを下げてPCを安定させようとする。

-''iSleepExtra''
CPUを休ませる時間の設定? 遠くの敵の挙動がおかしい、AIが起動してないという場合はこの項目を-1に設定すると改善することがある。

-''bAllowSlowMotion''
敵が壁の中や床の下などに出現する場合、この項目を0にすると改善することがある。
NPCの落下死などを防止できるかも。
ただし0にするとMinimumFPSのゲームスピードを下げる機能が無効になる。

-''bAllowDynamicResizing''
ハッシュテーブル(連想配列)の容量を増やす? modを多く入れている場合効果的とかなんとか。まだ試験的な機能のため1にするとCTDの恐れあり。

-PCスペックに余裕がある場合、上記の調整に加えて以下の項目を調整すると、Oblivionの安定性が増すかもしれない。
--''iReduceLongSleep''
この値を1以上に設定することで、Oblivionの待機時間を減少させる。これによりマルチコアCPUのパフォーマンスを助けるかもしれない。
1は50%、2は75%の減少となる。推奨は1。

--''iDefaultMode''
CriticalSections(室内から屋外に移動する際にCTDする等)に対するCTD防止処理(Overrides)のモード。
2または3を推奨。デフォルトは2。

--''iDefaultSpin''
デフォルトの1200は最低限の数値で、小さすぎるのも大きすぎるのも良くないとのこと。
4000ぐらいを推奨されているが、CPUのコア数やスレッドに応じて最適な値は変わる。

*VRAMキャッシュ開放 [#pcb]
*【非推奨】VRAMキャッシュ開放 [#pcb]
''キャッシュ開放は不安定さに繋がる上、2023年のPCでは効果を期待できず導入を推奨しません。''
''テレポートMod系で内部セルから違う内部セルに移動する際にフリーズする可能性があります。詳しくは[[こちら>MOD/EXE拡張#xbdb0daf]]のOblivion Reloadedの項にて''
定期的に、不要なVRAMキャッシュやCellバッファをクリアすると、ゲーム中のカクツキが軽減されます。(FPSが向上します)
高解像度テクスチャ等を導入している方やVRAM少な目の方には特にオススメ。
長時間プレイ時にパフォーマンスが落ちる場合にも効果があるようです。
※注 Cellバッファクリア系のMODは死体が直立不動の状態になってしまう副作用が出る場合があります。
※注 環境によっては逆に開放時のカクツキがひどくなる場合もあります。

**[[Purge Cell Buffers >NexusOblivion:9139]] [#xa153788]
 使用しているグラフィックキャッシュを定期的に開放し、パフォーマンスの改善を図るMODです。アーカイブ内には2つのespファイルが有りますが片方を使用します(添付ドキュメントを読むこと)。
- CellCange.espは低スペック用です。これを使用すると死体が直立不動の姿勢になることがあります。
- OBSEが不要なのがポイントです。
- 環境によってはCTDを誘因する場合もあります。
- Lodingの方はLoad画面で前のエリア情報をクリアしてしまう為、扉を開ける装置が別エリアにある場合に「扉を開けた」という情報も一緒にクリアされてしまう。こういったところでは一時的にこのMODをOFFにすれば問題を回避できる。(BravilのCaught in the Huntやシーフギルド最後のクエストのダンジョンなど)
**[[HTFPCB>NexusOblivion:6077]] [#e967906e]
 別の作者による、上記Purge Cell Buffersと同じ機能を持つMOD。バッファー開放のタイミングの点で違いが有ります。尚、このMODを導入するとring of purgingという装備が追加され、そこから開放タイミングの設定が行えます。
 OBSEは不要。
**[[HTFPCB EXTENDED>NexusOblivion:6081]] [#kbb1b910]
 上記HTFPCBのOBSE使用版。
**[[Streamline>NexusOblivion:10400]] [#streamline]
 同じく、又別の他の作者によるVRAM掃除MOD。OBSE必須。
 2007-06-10にバージョンアップし、2.1になりました。espを差し替えになります。
#br
 まだベータですが、[[3.0>MOD/パフォーマンス#x444c3662]]もリリースされています。
 3.0では高フレームレートに保つために各種設定を自動変更する機能や自動セーブ機能、FOVの設定機能が追加され、
 単なるメモリのパージユーティリティではなくなりました。
例えば、FPSが20から30の間のときは遠景の表示(地形、木、草、NPC、アイテムなど)を自動で落としてくれたりといった設定ができます。

以下の内容は3.0ベータを基準に説明しています。
-  設定項目が多めですので、マニュアルをよく読みましょう。インストールしたら必ず、sl.iniファイルの中身を覗いて設定が必要かどうか確認しましょう。
-  パージセルバッファを実行するタイミングを、オートセーブ抜きで行うなどCTDを抑えてくれる対策もしてくれます。
- 独自のクイックセーブ機能、オートセーブ機能を備えています。これらのセーブのタイミングも設定可能です。
**[[LazyPCB>NexusOblivion:27009]] [#x770f61e]
適当なタイミングを見計らってセルバッファをパージします。
下記の状況に応じて開放したりしなかったり制御します。
※[[OBSE>OblivionScriptExtender]] v0017 以降必須
- いくつかのセルを渡り歩くとパージします。
セルの個数は.iniファイルで指定します。
- セル移動の直後にはパージしません。
遅延時間は.iniファイルで指定します。
- 戦闘中はパージしません。



*サウンド [#sound]
**[[Quiet Feet MAX>NexusOblivion:12331]] [#p1944fd8]
 いくつかの古いサウンドカードやオンボードサウンドカードで起こる、乗馬時や戦闘時に足音が増えすぎて発生する音のつっかかりやパフォーマンスの低下を、敵MOBの足音を消すことで解消します。

*Script最適化 [#r959e98f]
**[[OblivionScriptOptimization>NexusOblivion:13092]] [#v2aea486]
Scriptをリライトし、負荷の低減を図った物です。元のScriptを改変する為、日本語Modと組み合わせる場合は注意が必要です。
(OblivionScriptOptimizationを優先すると一部のスクリプトメッセージが英語化し、日本語化を優先すると最適化スクリプトが上書きされます。&br(); 今のところ、OblivionScriptOptimizationの日本語化パッチはありません)

このMODは、簡単に言うと配置されているMODの最適化を行う為、MODの並び方としてはOblivion.esmの真下に来ることが望ましいです。
ですが、Moduler Beautiful People 2ch-Editionなど、他にesmファイルがある場合Oblivion.esmの真下へ並び替えることができません。
そのような場合は、Wrye Bashなどを使いOblivionScriptOptimizationをesm化して並び替えてください。
Wrye BashでBashed Patchを作成するときは、OblivionScriptOptimizationのespもしくはesmに、Scriptsタグを付けておきましょう。

**[[OblivionScriptOptimization - SI FIXED>NexusOblivion:31757]] [#v2aea486]
 上記のMOD,SI対応版。スクリプトを整理・削減して負荷を軽減する。製作者曰く、ゲーム製作者がやるべきなのにサボったスクリプト掃除を代わりにしたもの。
 ※AF Levelingの設定指輪がもらえなくなります。
上記のMOD,SI対応版。スクリプトを整理・削減して負荷を軽減する。
製作者曰く、ゲーム製作者がやるべきなのにサボったスクリプト掃除を代わりにしたもの。
※AF Levelingの設定指輪がもらえなくなります。



*低スペック向け [#lowspec]
**[[Oldblivion>http://www.oldblivion.com/]] [#oldblivion]
 本来Oblivionを快適にプレイするには、DirextX9をハードウェアレベルで対応した高性能のVGAを要求されます(推奨 GF6800, X800以上)。このOldblivionはDirectX9より前にリリースされたVGAでも動かせるようにするアプリケーションです(2.0 shaderを有効にさせる)。
 尚、現在はv1.2に未対応なのでv1.1.511で我慢してください(古い公式パッチの入手は[[FAQ/PC]]を参考の事)。もちろん残念ながらSIにも未対応です。

-''サポート対象チップ''
 GeForce 3 series
 GeForce 4 Ti series
 GeForce 4 Go 4xxx series
 GeForce FX series
 GeForce PCX 5300
 Radeon 9550
 Radeon 9200 series
 Radeon 9000 series
 Radeon 8500 series
 Intel 9xxGM Express
--GeForce 4 Go 4xxx seriesはGeForce4 Ti系列。コードネームはNV28M。
-''動くが問題があるチップ''
 SiS 760
 GeForce FX 5100 GO 
-''非サポート対象チップ''
 S3 series integrated cards
 Most Intel series integrated cards
 GeForce 4 MX series
 GeForce 4 4xx Go series
 GeForce 2 
--GeForce4 MXは名前は4を名乗っているが実質GeForce2MX系列。コードナンバーはNV17
--GeForce4 4xx Go seriesはGeForce4 MXの仲間(NV17M)、GeForce 4 Go 4xxx seriesと混同しやすいので注意
--[[GeForce4シリーズ発表会レポート>http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0207/nvidia.htm]]

-''補足''
 ■□■ OBLIVION 初心者質問スレ 其の拾一■□■
  564 名前:名無しさんの野望[sage] 投稿日:2007/06/21(木) 23:49:39
 >>556
 oldlivionは1.2パッチに未対応だよ。
 1.15に戻しなされ (´・∀・`)
-
 日本語化Morrowind掲示板
  Re: 日本語パッチで止まります。 (No.168への返信 / 21階層) - パッチの人   
 現在のJpWikiModは、ver1.2系のOblivion.esmを使用して
 構築されていると思われますので、Ver1.1.511で使用する為には、
 Ver1.1.511のOblivion.esmをマスターファイルとして
 構築したMODを使用してみてください。

*メモリ上限変更 [#ha0353f4]
**[[3gb enabler>NexusOblivion:23254]] [#threegbenabler]
[[4GB版>http://www.ntcore.com/4gb_patch.php]]
【概要】
oblivionが使用可能なメモリ上限は2GB前後に限られており、使用しているメモリがこの値を超えてしまうとCTDを誘発する原因になります。
「高性能なPCを使用しているのに動作が重い・いきなりCTDする…」といった症状はメモリ上限を変更することで改善する場合があります。
このMODはそのメモリ上限を3GBに引き上げる効果があります。
使用可能なメモリを増やすことで、動作が滑らかになるほか、メモリが原因のCTDを防ぐことが出来ます。

【導入手順】
vista以降のOSの手順です。XP以前のOSでの動作は保障しません。
oblivion.exeに変更を加えますので、必ずバックアップを取っておきましょう。

1、コマンドプロンプトを管理者として実行 

2、"bcdedit /set IncreaseUserVa 3072"と入力しEnter キーを押す

3、PC再起動 
※以上、1~3の作業は64bit版Vistaで行う必要はありません

4、上記リンクから3gb_enablerをダウンロードし、解凍を行う

5、解凍後に作成される3GB enablerフォルダ内にoblivion.exeをコピー し、START.batを起動する 

6、何かキーを押す 

7、 A キーを押す 

8、カーソルがブリンクしている画面に戻ったら Vキーを押す(確認作業) 

9、["Scroll to the top look for section "FILE HEADER VALUES"]と出たら指示に従い、トップまでスクロールする 

10、表示されているHeader部分に以下の文があることを確認する 
       [Application can handle large >2GB addresses] 

11、確認できたら何かキーを押して8の画面に戻る 

12、 Eキーを押してコマンドプロンプトを閉じる 

13、改変したoblivion.exeを元のフォルダに戻す

14、起動して確認する

【注意事項・補足】
PCが搭載しているメモリが少ない場合、本MODを導入するとOS起動に必要なメモリまで消費してしまい、深刻なエラーを誘発する原因になります。
PCのメモリとよく相談して導入するか判断して下さい。特に32bit版OSの場合、メモリ上限が4GBに限られている点に注意が必要です。
また、[[Oblivion Stutter Remover(OSR)>MOD/パフォーマンス#ld8703cf]] と併用することで安定性が向上しますので、こちらも併せて導入することをお勧めします。



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