editlog - 現在との差分 (201401)

editlog - 現在との差分 (201401)


ページ名 開発資料/Itemの色を変えてみよう (閲覧)
投稿者ID WebMaster
投稿日 2014-01-12 (Sun) 17:53:26
差分情報 [ 差分 | 現在との差分 | ソース ]
現在との差分行 追加:0, 削除:0

//#topicpath

*はじめに [#p763f02b]
アイテムの色の変え方です。

*目次 [#contents]
#contents

**用意するもの [#gcafe19e]
-Photoshopもしくは、アルファチャンネルが扱える同等のペイントソフト。
無料で手に入れるなら若干、不安定ではありますが「Gimp」がお勧めだと思います。
当方Gimpしか手元にありませんので、今回はこちらを使った方法をご紹介します。
Gimpについてのダウンロード方法などは他サイト様[[GimP>http://gimp2.info/]]等でお調べください。
~
-[[GIMP DDS plugin>http://code.google.com/p/gimp-dds/]]
DDSという特殊なファイルを扱う為、DDSのプラグインが必要になりますので、
Gimpをインストールした後、[[GIMP DDS plugin>http://code.google.com/p/gimp-dds/]]にてDDSのプラグインをインストールしておいて下さい。
※DDSは画像データをjpgで保持するため非可逆圧縮です、最終出力までは非圧縮フォーマットのBMPやTGA、PSD等で保存しましょう。
~
-[[GIMP normalmap plugin>http://code.google.com/p/gimp-normalmap/]]
今回はより質感アップを図るためにノーマルマップを使用します。
~
-改造したいMesheとTexture
OblivionはMorrowindと異なり、MesheとTextureはBSAファイルの中にパックされています。
それらを解凍する必要がありますので、[[BSA unpacker>NexusOblivion:3117]]がお勧めです。
すべてのファイルを展開する必要はありません。
適宜編集したいファイルの部分だけ、解凍するのも良いでしょう。
~
-MesheのTextureを張り替えるソフト
[[NifSkope>https://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=149157&package_id=170735]]
事前にインストールしておくと楽です。
~
**早速、盾をリペイントしてみよう! [#y3774ca5]
-今回は、IronShieldをリペイントしてみようと思います。
~
※事前にファイルをBSA unpackerにて解凍してDataフォルダに入れてあるものとして話を進めます。
解凍したTextureとMeshesは
Program Files/Bethesda Softworks/Oblivion/Data/
に入れておきます。
~
まずは、改造するファイルを見つけなければなりません。
Program Files/Bethesda Softworks/Oblivion/Data/Textures/armor/iron
と順に入っていくと
#ref(CS_k01.jpg,nolink)
~
上の図の二つのファイルが見つかると思います。
これが今回改造するIronShieldのTextureになります。
shield.ddsはIronShieldのTextureで、shield_n.ddsは、ノーマルマップのファイルです。
Gimpで、shield.ddsを読み込み、好きなように編集します。
~
#ref(CS_k04.jpg,nolink)
~
今回は切り取りを駆使して、ジャンヌダルクの絵を貼り付けてみました。
(ネット上で取得しましたが商用利用でなければ可とのこと)
赤丸で囲んである部分が、構えたとき、正面に来る部分となります。
~
実はこれだけでTextureファイルは完成です。
後は、元のファイルに上書きしないように、
Program Files/Bethesda Softworks/Oblivion/Data/Textures/armor/iron
の中に、便宜上Ashield.ddsと名づけて保存しておきましょう。
~
この時下記のような保存ダイアログが出てきますが、Commpressionの部分をDXT5
(サイズを気にするならDXT1)にして、Generate mipmapsにチェックを付けておきます。
(保存する前に最初からあったmipmapsのレイヤーは削除しておきます。)
#ref(CS_k11.jpg,nolink)
※mipmapsにチェックを入れないと、FPSに悪影響が出てしまうような気がします。
~
-次に、ゲームの中で立体に見えるようにする為、ノーマルマップを作ります。
[フィルタ(R)]→[マップ(M)]→[normalmap]の順に選択して行くと下記のようなダイアログが出てきますので、
scaleの部分を調整して、マッピングの深度を調整します。このファイルの場合、筆者は2が丁度良い様に思います。
#ref(CS_k05.jpg,nolink)
自分で良いと思ったところで、右下のOKを押し、normalmapを適用します。
そして、これも
Program Files/Bethesda Softworks/Oblivion/Data/Textures/armor/iron/
内にAshield_n.ddsとリネームして保存します。
(こちらに関してはDXT5が良いかも知れません。)
※同じように、最初からあったレイヤーを削除してからmipmapsにチェックを入れてください。
~
※注
木目の部分を消してあげないと、全体にnormalmapが掛かってしまい、
平面に見えてしまうので、筆者は、木目の部分だけ
レイヤーを駆使して泣きながらシコシコ消しゴムで消しました(汗
~
-次にこのTextureをモデルに貼り付ける作業をします。
Textureの時と同じように、Meshes/armor/ironの順にアクセスします。
そして、shield.nifをNifskopeで開き、textures/armor/iron/Shield.ddsをダブルクリックして、
Shield.ddsをAShield.ddsとリネームします。
#ref(CS_k07.jpg,nolink)
そして、File→Saveして、上書きしないように適当にリネームして保存します。
これも便宜上AShield.nifとしておきましょう。
~
-最後にこれをゲームの中で使うためにModを作ります。
CSを起動して、file→Dataで出現するダイアログにOblivion.esmにダブルクリックでチェックを入れ[OK]を押します。
#ref(CS_k08.jpg,nolink)
~
アイテムを置きたい場所(例えばChorrol等アクセスに便利な場所)
を、[cell view]から開いて、適当な場所を選択します。
次に、[object window]からArmorを選択し、IronShieldを探します。
見つけたら、既存のIronShieldを消さないために、[ID]を適当にリネームします。(重要)
[Name]はゲーム中で表示される名前ですので、好きな名前を付けてあげます。
~
次に、右側に[Male] [Famale]とありますので[Male]の下の
[Biped model] [world model]
を選択し、それぞれに、今回作成したAShield.nifを選択します。
[icon image]は今回作成しておりませんのでそのままで結構です。
最後にOKを押すと新しいobjectを作成するか聞いてきますので、[Yes]と答えて新しいobjectを作ります。
#ref(CS_k09.jpg,nolink)
~
注※[Male] [Famale]とありますが、これは男女別のグラフィックの用意があるときに
別々で設定できる枠ですので、今回は[Male]以外関係ありません。
~
最後に、このアイテムをどこかに配置して、File→Saveすると、Modの名前を決められるので、
好きな名前を付けます。
~
そして自分で作ったModを反映させてゲームの中できちんと表示されているかどうか確認して、
反映されていれば、終了です。
長い間お付き合いいただき、本当にお疲れ様でした。
#ref(CS_k10a.jpg,nolink)
~
追記
時間掛かりまくりなので最後だけ自己顕示w
随時更新している方、本当にお疲れ様です。



トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS