oblivion.iniはマイドキュメントのMy Games\Oblivionフォルダの中にあります。
ゲームフォルダのoblivion.default.iniは役割が異なります。こちらはいじらないでください。
oblivion.iniをデフォルトに戻すには、ファイル自体を削除してください。
oblivion.iniが見つからない時、oblivion.default.iniがoblivion.iniとしてコピーされます
(oblivion.default.iniをいじってはいけない理由がこれです)。
また、他のWindowsのiniファイルと同じく、oblivion.iniでは「;」から始まる行は無視されます。
たとえばbAllowScreenShot(デフォルトは0)という値を1に変更するとき、
;bAllowScreenShot=0
bAllowScreenShot=1
という風にしておけば、デフォルト値を戻すのが簡単になります。
スクリーンショットを撮りたい時は、以下のように変更します。
bAllowScreenShot=1 (デフォルト0)
HDRがオンでないと撮れないという報告があります。Frapsなどを使いましょう。
SScreenShotBaseName=ScreenShot
スクリーンショットを撮った際にOblivionディレクトリに作成されるBMPファイルの名前を定義しています。 例:ScreenShot18.bmp
始めのムービーを飛ばすには以下のように変更します。
SMainMenuMovieIntro=
SIntroSequence=
ムービーを表示したいときは、以下のように元の状態に戻します。
SMainMenuMovieIntro=Oblivion iv logo.bik
SIntroSequence=bethesda softworks HD720p.bik,2k games.bik,game studios.bik,Oblivion Legal.bik
デフォルトでは、重要人物(Essential属性付、カーソルを当てると王冠マークになる)は関連クエストが終わるまでダメージを受けたり死んだりしませんが、
bEssentialTakeNoDamage=0 (デフォルト 1)
と設定することで重要人物を死なせることが出来ます。
bForceReloadOnEssentialCharacterDeath=0 (デフォルト 1)
で、重要人物が死んだ場合のロード画面も抑制できます。但しクエストを進められなくなる可能性が高くなるので注意が必要です。
以下の設定で照準が常に十字になります。
bDisableDynamicCrosshair=1 (デフォルト 0)
以下の設定でNPCに出る半円のヘルスメーターがぶっといバーになります。
bHealthBarShowing=1 (デフォルト 0)
以下の設定で生きているNPCも死体同様grabできるようになります。(grabできるようになるのは麻痺か気絶しているNPCのみです。)
bAllowHavokGrabTheLiving=1 (デフォルト 0)
以下の設定で対話モードのズーム間隔を調整できます。
fDlgFocus=4 (デフォルト 2.1000)
雨が降らなくするには、以下のように設定します。
bPrecipitation=0 (デフォルト 1)
以下の設定でゲームスピードが定義されています。
fGlobalTimeMultiplier=1.0000
初期設定の1よりも数値を大きくすればゲームが速くなり、1よりも小さくすればゲームが遅くなります。数値を小さくして戦闘すると、FPS系のゲームでよくあるバレットタイム状態で戦えます。
以下の設定でレベルアップ可能時に即レベルアップするかどうかを定義しています。
bInstantLevelUp=0
初期設定の0だとレベルアップするのに宿屋などで休息を取る必要があります。1にするとレベルアップ可能時に即レベルアップします。
以下の設定でマップの外周の見えない壁を無くして、通常のマップ外まで移動できるようになります。
bBorderRegionsEnabled=0 (デフォルト 1)
以下の設定でパッドなどを接続していても検出しなくなります
bUse Joystick=0 (デフォルト 1)
数値を下げる(数値は8の倍数)ことでダイナミックシャドウが用いられているエリアにおけるFPSが向上する.
その代わりに影が雑になる.
iShadowMapResolution=128(デフォルト1024)
処理速度を上げるために一時的にデータを保存する領域、バッファの容量を増やすことでパフォーマンスを向上させます。
デフォルト
uInterior Cell Buffer=3
uExterior Cell Buffer=36
iPreloadSizeLimit=26214400
メモリ1GB
uInterior Cell Buffer=6
uExterior Cell Buffer=72
iPreloadSizeLimit=52428800
メモリ2GB
uInterior Cell Buffer=12
uExterior Cell Buffer=144
iPreloadSizeLimit=104857600
バッファサイズを増やす場合は必ずプリロードサイズも合わせて増やしてください。バッファサイズのみを増やした場合クラッシュの原因となります。
先読みに使われるメモリの量を変えることで、パフォーマンスが多いに向上する場合があります。
iPreloadSizeLimit=104857600 (デフォルト26214400)
メモリが1GB以下なら、52428800にしてください。
※(実メモリサイズ-256)*1024*100が適正値との情報が出ています。メモリサイズはメガ換算。
HDDにキャッシュを置くことでロードを速くすることができます。
環境によっては逆に遅くなる事もある様です。
bUseHardDriveCache=1 (デフォルト 0)
草はかなりのFPS食いです。以下のように調整することで、FPSを大幅に改善できます。
iMinGrassSize=120 (デフォルト 80)
fGrassEndDistance=8000.0000 (デフォルト 3000.0000)
fGrassStartFadeDistance=7000.0000 (デフォルト 2000.0000)
GrassSizeは草の密度を決めます。ローエンドマシンでは150〜200程度に設定しても良いでしょう。ただし、やりすぎるとOblivionの売りの一つである草木あふれる自然が禿山のようになり雰囲気が変わってしまうので、試行錯誤で適切な値を設定してください。GrassEndDistanceはどこまで遠くの草を描写するかを決めます。GrassStartFadeDistanceはHDRオンの環境にのみ影響します。
どこまで遠くの木を描写するかを設定するには、以下の値を調整します。
uGridDistantTreeRange=15
また、どれだけ多くの木を描写するかを設定するには、以下の値を調整します。
uGridDistantCount=25
木を無くすこともできます。以下のように設定します。
bEnableTrees=0 (デフォルト 1)
FPSは大幅にあがりますが、別のゲームになるのでお勧めしません。
デフォルトでは、ある距離以上の遠景の描写にはぼんやりにじんだテクスチャが使われます。これを一切描写せず霧がかったグラフィックに変えるには、以下の値に設定します。
bDisplayLODLand=0 (デフォルト 1)
bDisplayLODBuildings=0 (デフォルト 1)
bDisplayLODTrees=0 (デフォルト 1)
FPSは大幅にあがりますが、見た目はありえないほどひどくなりますので注意を。
テクスチャがぼんやりにじむようになる距離を設定するには、以下の値を調整します。
fLODMultLandscape=1.0000
fLODMultTrees=2.0000
fLODMultActors=7.0000
fLODMultItems=7.0000
fLODMultObjects=7.0000
fLODMultTreesは特に効きます。こちらは実際試しながら調整してください。
GeForce6シリーズ以降とRADEON X1x00シリーズ以降では、シェーダー3.0をオンにすると2〜3ほどFPSがあがるという報告があります。
bAllow30Shaders=1 (デフォルト 0)
以下の設定を施すことで、oblivion.exeは通常より4〜5多めのスレッドを使えるようになります。FPSが上がったりはしませんが、ゲームが遅くなるのを避けられるかもしれません。
bUseThreadedBlood=1 (デフォルト 0)
bUseThreadedMorpher=1 (デフォルト 0)
bUseThreadedTempEffects=1 (デフォルト 0)
bUseThreadedParticleSystem=1 (デフォルト 0)
iNumHavokThreads=3 (デフォルト 1)
bBackgroundPathing=1 (デフォルト 0)
bUseBackgroundFileLoader=1 (デフォルト 0)
iThreads=10 (デフォルト 3)
iOpenMPLevel=10 (デフォルト 10)
Oblivionは一応マルティスレッド対応のゲームですのでデュアルコアのCPUでの恩恵を受けることが出来ます、またシングルコアのCPUでも上記の設定は使えます。ただし同じ理由で、パフォーマンスが凄く良くなったりはしません。
iOpenMPLevelはほとんどゲームに影響されないということが検証されています。しかし、多くのプレイヤーはこれは20なり30なりに設定してプレイしています。
bUseBackgroundFileLoaderを有効にした場合ゲームが非常に不安定になる場合があります。
上記と同じくゲームが遅くなるのを避けられるかもしれない設定。全て1が推奨されています。
bBackgroundLoadLipFiles=1(デフォルト 0)
bLoadBackgroundFaceGen=1(デフォルト 0)
bBackgroundCellLoads=1(デフォルト 1)
bLoadHelmetsInBackground=1(デフォルト 1)
bBackgroundPathing=1(デフォルト 1)
長時間プレイしているとスワップが激しくなりますが大量にメモリを積んでいる環境であれば0が良いようです。
bPreemptivelyUnloadCells=1
bSelectivePurgeUnusedOnFastTravel=1
oblivion gate, chameleon呪文, 序盤では暗殺者が死亡するシーンでカクつく人はRefraction Shaderを切ってみてください。
bUseRefractionShader=0 (デフォルト 1)
壁や髪のハイライトを切るのも効果がありますが、このエントリはグラフィックカードによっては不正落ちする等の不具合を起こす可能性があります。問題が起こる場合はデフォルトのまま1に設定しておいてください。
bDoSpecularPass=0 (デフォルト 1)
血の跡をもっと残すには、以下のように調整します。
fDecalLifetime=1200.0000 (デフォルト10)
iMaxDecalsPerFrame=500 (デフォルト10)
fDecalLifetimeが血痕が消えるまでの時間(単位:秒)、iMaxDecalsPerFrameが存在可能な血痕の数の上限を定義しています。デフォルトでは、10のdecal(跡)が10秒間残ります。調整後には、普段の50倍の流血が20分間残ります。
※ゲーム中、オプションでVideoの項目に入るとfDecalLifetimeがデフォルトの値(10秒)に戻されるので注意。
fMinBloodDamage=1.0000
出血するのに必要なダメージを定義しています。数値を増やすことで、軽いダメージでは流血させないように出来ます。
遠景ののっぺりした描写を変えるには、以下の値を調整します。
uGridsToLoad = 9 (デフォルト 5)
uExterior Cell Buffer=100 (デフォルト 36)
uGridsToLoadは奇数でなければなりません。水の描写がおかしくなったり、ロード時間が長くなったり、テクスチャが化けたりすることがあるので、あまりお勧めはできません。ただ、水の描写は
uNumDepthGrids=1 (デフォルト 3)
でだいたい直るとの報告があります。
草の種類を増やすには、以下の値を調整します。
iMaxGrassTypesPerTexure=4 (デフォルト 2)
草にダイナミックシャドウをかけるには、以下の値に設定します。ただし、あまり効果はないかもしれません。
bGrassPointLighting=1 (デフォルト 0)
風にそよぐ強さを定義するには、以下の値を調整します。
fGrassWindMagnitudeMax=125.0000
fGrassWindMagnitudeMin=5.0000
所在が街の外の場合の、木の描写は以下を調整します。
Range(距離)は、21だと、移動時の描画(いきなり木が現れるなど)があまり気にならない程度、24以上とすると、ほとんど気にならなくなる程度です。(相当遠くで木を描画するため)
Count(数)は、VRAM消費量に結構影響するので、無理に増やす必要もないと思います。
uGridDistantTreeRange=21 (デフォルト 15)
uGridDistantCount=30 (デフォルト 25)
所在が街の中の場合の、木の描写は以下を調整します。
街中では、大抵FPSに余裕があると思われるので、外と同じにしておくほうが、違和感が少ないでしょう。
ただし、NPC増加MOD等で、街の中での負荷が多い場合は、距離を少なめにしてもいいかもしれません。uGridDistantTreeRangeCity=21 (デフォルト 4)
uGridDistantCountCity=30 (デフォルト 4)
水の反射をもっと綺麗にするには、以下の設定を試してください。
bUseWaterReflectionsMisc=1 (デフォルト 0)
bUseWaterReflectionsStatics=1 (デフォルト 0)
bUseWaterReflectionsTrees=1 (デフォルト 0)
bUseWaterReflectionsActors=1 (デフォルト 0)
uSurfaceFPS=15 (デフォルト 12)
パフォーマンスの為にもActorsとMiscはオフにするのもいいかもしれません。
街灯・松明など光源の明かりは、デフォルトだとかなり近づかないと見えません。fLightLOD2を調整することで遠くからでも明かりが見え、より臨場感が増します。光源の多い場所では負荷が増すので注意してください。
fLightLOD2=1500.0000 (デフォルト 450.0000)
fLightLOD1は光の減衰が始まる距離を調整します。数値をfLightLOD2に近づけすぎると遠くからでも光が弱まらず不自然になります。
fLightLOD1=1000.0000(デフォルト 250.0000)
Bloom(光の反射、ぼやけ具合)を調整します。HDRは使えないけど雰囲気だけでも楽しみたい人用。
下はデフォルトよりやや強め。お好みで調整して下さい。
fSkyBrightness=0.2000 (デフォルト 0.5000)
fSunBrightness=0.0600 (デフォルト 0.0000)
fAlphaAddExterior=0.8000 (デフォルト 0.2000)
fAlphaAddInterior=0.8000 (デフォルト 0.5000)
iBlurTexSize=256 (デフォルト 256)
iBlendType=2 (デフォルト 2)
iBlurTexSizeは16,32,64,128,256,512が有効のようです。
うんざりするくらい明るくしたい人は上から 0.2000 0.2000 1.1000 1.1000 16 4
コンソールからでも調整できますが、oblivion.iniからFOVを調整するには以下の値を調整します。
fDefaultFOV=90 (デフォルト 75.0000)
注意 : INIファイルから変更すると、マウスのカーソル位置が画面の指示部分とずれます。
デフォルトの設定では、セルフシャドウはあまり綺麗に反映されません。影を滑らかにするには、以下の値を調整します。
iShadowMapResolution=2048 (デフォルト 1024)
iShadowFilter=10 (デフォルト 5(2の場合もあり))
bFixFaceNormals=1 (デフォルト 0)
これで影の表現が歴然と変わります。FPS上での変化はあまりありません。セルフシャドウ自体はゲームメニューからオンにできますが、oblivion.iniから設定するには次のようにします。
bActorSelfShadowing=1 (デフォルト 0)
影をはっきり描写するかぼんやり描写するかは以下の値を調整します。
iCanopyShadowScale=256 (デフォルト 512)
数字が多いほどぼんやり、少ないほどはっきり表示します。
256あたりが最も良いのではないかとの意見あり。
反射の光具合を変更する。
[BlurShaderHDRInterior](屋内の設定)
と
[BlurShaderHDR](屋外の設定)それぞれお好みの値で。
fBrightScale=2.2500(デフォルト)
ローカルマップがカラーになります。
blocalmapshader=0(デフォルト1)