Tamrielの王朝の系譜 †
Elder Scrollsの世界背景の一つである王朝の歴史は知っておくと色々楽しいかもしれません。
目次 †
基本知識 †
Septim朝以前 †
Septim朝以前の歴史は色々曖昧なので参考程度で。
個別情報 †
- Alessia (? - 1E266)
- 抑圧されていた人間種族を率いてAyleidに反乱を起こし(1E242)、SkyrimのNordの支援のを受け勝利(1E243)。Cyrodiil最初の皇帝(emperor/empress)になる
- Amulet of Kingsは彼女がEight Divinesの1神であるAkatoshから授かったもの
- Belharza (1E? - 1E?)
- Reman I (1E? - 1E?)
- Akaviriの侵略(1E2703)をPale Passの戦いで退け、Morrowind以外のTamrielを統一した(第二帝国(Second Empire)と呼ばれる)。Tamrielでは歴史上著名な皇帝の一人
- 彼はAkaviriを評価し、Akaviriの捕虜を帝国の次席相談役の地位につけるようになった
- Reman III (1E? - 1E2920)
- Reman Iに始まる王朝の子孫。
- 彼の子孫であるReman IIIと後継者がMorag Tongに暗殺される事(1E2920)でRemanの王朝は終る。これが1st Eraの終焉とされる
- 彼の死後、元Akaviriの捕虜が約400年の間、Tamrielを支配する(Akaviri Potentate)
- Cuhlecain (2E? - 2E854)
- Colovian Estatesの弱小君主だったが、Akaviri Potentate終焉後の混乱したImperial Cityを攻撃・征服し、帝位に就く事を宣言した。
- 2E854にHigh Rockのnightbladeによって暗殺さる
- Tiber Septimは彼の配下の将軍だった
Septim朝 †
- 資料によって揺れは有ります*1
- 以下の図はBrief History of the Empire, v 1~v 4を参考にしています
系譜図 †
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[1]{Tiber}┳○ {Agnorith}┳○
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[2]{Pelagius I} □┳[3](Kintyra I)
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[4]{Uriel I}┳○
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[5]{Uriel II}┳○
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○┳[6]{Pelagius II}━━━━━━━━━━━━━━┳━━(Quintilla)
┃ ┃
┃ ┏━━━━━┻━━┳━━━━━━━━┓
┃ ┃ ┃ ┃
○━[7]{Antiochus}┳(Gysilla) {Mantiarco}┳(Potema) [10]{Cephorus I} [11]{Magnus I}┳(Hellena)
┃ ┃ ┃
{Kontin Arynx}━[8](Kintyra II) [9]{Uriel III} ┃
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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[12]{Pelagius III}┳[13](Katariah I)┳{Gallivere Lariat}
┃ ┃
[14]{Cassynder I} [15]{Uriel IV}┳○
┃
{Andorak}
[16]{Cephorus II}┳○
┃
(Thonica)┳[17]{Uriel V}───┬───○
┃ │
┃ ┌─┴──┐
┃ │ │
[18]{Uriel VI} {19}(Morihatha) Eloisa┳△
┃
[20]{Pelagius IV}┳○
┃
(Caula Voria)┳[21]{Uriel VII}┬○
┃ │
{3人の息子} [22]{Martin}
・[]で括られた数は代を示す
・男性は{}で括るか□で表し、女性は()で括るか○で示す
・{}でも()でも括られて無い人物や△は性別不肖
・太い線は正当な婚姻、細い線は愛人や庶子を示す
個別情報 †
- 以下の代分けは『Brief History of the Empire』の扱う範囲に従っています
- 皇帝に関しては、明記が無い場合は先帝の子息です。同じく、明記されて無い場合は天命を全うしています
- 『Brief History of the Empire』以外のソースによる情報は出典元を注釈で記して有ります
Septim皇帝1~8代目 †
- [1] Tiber (2E827? - 3E38, 在位2E854 - 3E38)
- Tamrielを統一し、混乱していたTamrielに平和をもたらす
- 天寿を全う後、死後Talosとして祭られ、故にそれまでEight DivinesだったものがNine Divinesになる
- [2] Pelagius I (? - 3E41, 在位3E38 - 3E41)
- Tiberの孫*2と年長の息子*3の2通りの記述が有り、どちらが正しいか不明
- Dark Brotherhoodに暗殺され、短い治世を終える
- [3] Kintyra I (? - 3E53, 在位3E41 - 3E53)
- Pelagius Iには子供が居なかった為、彼のいとこ*4である彼女が帝位を継いだ
- 治世は繁栄と豊作に恵まれており、彼女自身は美術・音楽・舞踏の熱心なパトロンであった
- [4] Uriel I (? - 3E64, 在位3E53 - 3E64)
- 優れた立法者とされる。彼の手で戦士ギルドと魔術師ギルドが各地に広がる
- [5] Uriel II (? - 3E82, 在位3E64 - 3E82)
- 天災等の為、平穏な治世とは言えなかった
- 心優しい男として知られている*5
- [6] Pelagius II (? - 3E99, 在位3E82 - 3E98)
- 父Uriel IIの経済手腕の不味さがもたらした負債を解決する為に、Elder Councilの解散と金を出す者にその地位を復活させるという処置を行った
- [7] Antiochus (? - 3E112 , 在位3E98 - 3E112)
- 浪費や色を好む皇帝で国内は乱れ、叛乱が多発した
- War of the Isle(3E110)でPyandonea*6と戦いSummurset Isleを奪われそうになるが、何とか勝利を収める
- 彼の治世の時代にKnights of the Nineが設立される(3E111)
- [8] Kintyra II (? - 3E114? , 在位3E112-3E114?)
- 父の死後帝位に就いたが、叔母であるSkyrimのSolitudeの女王であるPotemaが反旗を翻す
- Potemaに囚われてそのまま殺害される。但し、殺害された時期に関しては定かでないとされる(3E114とも3E121から3E125の間とも言われる)
Septim皇帝1~8代目付近の人物 †
- Barenziah (2E893 - )
- 現Morrowind王の母。産まれたばかりの頃にTiber Septimに国を攻められ、両親を殺される。詳細は別項
- Potema (3E67-3E137)
- SkyrimのSolitudeに嫁し、夫の死後女王として君臨する。Uriel IIIの母でもある
- 帝国の支配をもくろみ、War of the Red Diamond(3E120 - 3E127)を起こした首謀者
- 不死者やDaedraを用いて戦ったが次第に離反者が増え、ついには攻撃軍の包囲の中、城内で死亡する
- 尚、彼女の母は書物により"Quintilla"*7と"Qizara"*8の二通りの記述がある
- 更に付け加えると、Knights of the Nineが崩壊した理由もまたWar of the Red Diamondによるものである
Septim皇帝9~14代目 †
- [9] Uriel III (? - 3E127, 在位3E123 - 3E127)
- 先代皇帝のいとこであり、"The Wolf Queen"、Potemaの息子
- 母親と共に帝国へ反旗を翻し、War of the Red Diamond(3E120 - 3E127)を戦う
- 帝位を宣言し、叔父達と戦うが捕らえられる。その後、護送最中に暴徒の襲撃に遭い、馬車の中で焼死
- [10] Cephorus I (? - 3E140, 在位3E127 - 3E140)
- Potemaの弟でありUriel IIIの叔父でもある、HammerfellのGilaneの王であった
- Uriel IIIの死亡後帝位に就く事を宣言する。
- 弟のMagnusと共にPotemaと戦い、勝利する。
- 未婚*9の内に落馬により死亡
- [11] Magnus I (? - 3E145, 在位3E140 - 3E145)
- Cephorus Iの弟で、Black MarshのLilmothの王であった。兄と共にPotemaと戦い、兄の死後帝位に就く
- [12] Pelagius III (3E119 - 3E153, 在位3E145-3E153)
- "Pelagius the Mad"と呼ばれ、狂気の王で名高い。療養所で一生を終える
- [13] Katariah I (? - 3E199 , 在位3E153-3E199)
- Pelagius IIIの妻であり、彼の死後帝位に就く。Katariah Ra'Athimとも呼ばれる
- Dunmerであり、一部の層からは反発もあったが、彼女の46年の治世は平和に満ちたものであった
- Black Marshにおける騒乱で死亡
- [14] Cassynder I (? - 3E202 , 在位3E200 - 3E202)
Septim皇帝9~14代目付近の人物 †
Septim皇帝15~17代目 †
- [15] Uriel IV (? - 3E247, 在位3E202 - 3E247)
- Septimの血は直接流れていないが、Cassynder Iは彼を養子とすることで後継者とした
- 父であるGallivere LariatはSeptim家の縁戚ではあったが、Elder Councilは結局彼をSeptimに連なるものとは見なさず、彼の子から帝位継承権を剥奪した
- 彼の子はHigh RockのShornhelm王国に封じられ、現在もその子孫が統治を行っている
- [16] Cephorus II (? - 3E268, 在位3E247 - 3E268)
- Elder Councilにより擁立された、Septim家に近い血筋の者
- 彼の治世に、Camoran Usurperと呼ばれる反乱者がDaedraと不死者を率いて帝国を暴れまわっていた(ValenwoodやHammerfell付近、3E249 - 3E267)
- [17] Uriel V (? - 3E290, 在位3E268 - 3E290)
- 国内不満を反らす為、外征に邁進した
- Roscrea(3E271)、Cathnoquey(3E276)、Yneslea(3E279)、Esroniet(3E284)を征服
- Akaviriへの遠征も行うが、戦死
Septim皇帝15~17代目付近の人物 †
Septim皇帝18代目~ †
- [18] Uriel VI (3E285 - 3E317, 在位3E290 - 3E317)
- 皇帝への反抗も強いElder Councilを様々な手口を用いて支配の手を伸ばし、成功させた
- 落馬により死亡
- [19] Morihatha (3E285 - 3E339, 在位3E317 - 3E339)
- Uriel VIの異母妹で彼との兄弟愛はかなり高いもので、彼のElder Councilへの支配へも助力を行った
- 兄の死後帝位を継ぎ、帝国をまとめた
- しかし、潜在的な混乱は広がっており、彼女は暗殺された(表向きの首謀者は処刑されたが、真犯人かどうかは不明)
- [20] Pelagius IV (3E314 - 3E368, 在位3E339 - 3E368)
- Morihathaには生存した子供が居らず、兄弟のEloisaも死亡していた為、Eloisaの息子が帝位を継いだ
- 伯母と同様に帝国から離れつつある諸国を帝国に引き寄せる事を行ったが、はかばかしくは無かった
- [21] Uriel VII (3E346 - 3E433, 在位3E368 - 3E433)
- Jagar Tharn(? - 3E399)による皇位の簒奪が行われ、Uriel VIIは彼の作り出した次元に10年間囚われたが謎の勇者により救い出された(TES1:Arenaの内容)
- Uriel VIIにより、ある謎の勇者がHigh Rockの南西のDaggerfallで発生した事件の調査の為に派遣される (3E 405, TES2:Daggerfallの内容)
- 謎の囚人がMorrowindで皇帝の恩赦により解放される (3E427, TES3:Morrowindの内容)
- 帝国を纏め上げる為に様々な努力を行ったが、息子達共々謎の一派に暗殺される
- [22] Martin
Septim皇帝18代目~付近の人物 †
Barenziahの周辺 †
系譜 †
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△┳△ {Hlaalu Athyn Llethan}
┃
{Symmachus}┳(Barenziah)━━━━━{Eadwyre}┳(Carolyna)
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{Helseth} (Morgiah)┳{Karoodil} (Elysana)
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Goranthir Rinnala
・男性は{}で括るか□で表し、女性は()で括るか○で示す
・{}でも()でも括られて無い人物や△は性別不肖
個別情報 †
- Barenziah (2E893 - )
- Morrowindの一領地、Mournholdの王国の娘として生まれるが、間も無くTiber Septimの軍の進軍と同時に発見され、SkyrimのSven伯に預けられる
- 16歳の時にStrawと共にSven伯の地を脱出するが、Symmachusに保護され、18歳までImperial CityでTiber Septimらと過ごす。その後Mournholdで王位に就き、Symmachusと結婚する
- 関係が悪化した帝国との交渉の為にImperial Cityに赴くが、皇帝Uriel VIIは偽者の簒奪者*10であると見抜き、真のUriel VIIの救出を助ける
- その後、Mournholdの支配をおじのHlaalu Athyn Llethanに任せ、Eadwyreと結婚しHigh RockのWayrestの王国で過ごしていたが、Eadwyre死後のWayrestの王位争いでその地を追われる
- 現在はMournholdで過ごし、政治の舞台からは姿を消す
- Symmachus (2E865 - 3E391)
- DunmerでTiber Septimの将軍であったが、後にBarenziahと結婚する
- 悪化した帝国との関係を改善する為、国を発ったBarenziahの代わりにMournholdをまとめていたが、叛乱農民との戦闘で死亡する
- Helseth (3E376 - )
- BarenziahとSymmachusの息子。黒い噂も絶えない人物
- BarenziahのおじのHlaalu Athyn LlethanはMournholdを統治しつつ、帝国からMorrowind地方の王として認められていたが、彼は急死。その後にHelsethはMorrowindの王になる
- Morgiah (3E384 - )
- BarenziahとSymmachusの娘。
- Summerset IsleのFirstholdの王、Karoodil(? - ?)に助力を行う事でその地の女王となった
- Eadwyre (3E340 - ?)
- Wayrestの王でSymmachusの旧友。Barenziahと結婚する
- Elysana (3E389 - )
- Eadwyreの旧妻、Carolynaとの娘
- Wayrestの王位をHelsethと争い、Barenziah親子を追い出す
資料 †
UESPWiki †
JPModWiki †
- 2920 (1st Era終焉の年)
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxBlade2 (2920, Morning Star (v1))
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxMysticism2 (2920, Sun's Dawn (v2))
- JPModWiki:Vanilla/Books/Book3Valuable2920v3a (2920, First Seed (v3))
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxRestoration4 (2920, Rain's Hand (v4))
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxSpeechcraft3 (2920, Second Seed (v5))
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxHeavyArmor2 (2920, MidYear (v6))
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxMercantile3 (2920, Sun's Height (v7))
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxSneak2 (2920, Last Seed (v8))
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxConjuration3 (2920, Hearth Fire (v9))
- JPModWiki:Vanilla/Books/SKLxConjuration4 (2920, Frostfall (v10))
- JPModWiki:Vanilla/Books/Book3Valuable2920v11a (2920, Sun's Dusk (v11))
- JPModWiki:Vanilla/Books/Book3Valuable2920v12a (2920, Evening Star (v12))
- Brief History of the Empire (Septim朝の概要)
- The Wolf Queen (The Wolf Queen, Potemaに端を発する内乱)
- Biography of the Wolf Queen (Potema)
- Biography of Barenziah ("正式"なBarenziahの伝記)
- The Real Barenziah (大衆向けのBarenziahの伝記)
- Report: Disaster at Ionith (Uriel VのAkavir遠征)
- A Life of Uriel Septim VII (Uriel VII)
- The Madness of Pelagius (Pelagius III)