ページ名 | MOD/特集記事/クリーニング (閲覧) |
投稿者ID | MyGfjxav |
投稿日 | 2011-12-22 (Thu) 20:14:23 |
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//------------------ // このページ(MOD/個別特集/template)は個別MOD紹介の為の // 新規ページを作成する時にテンプレートとして読み込まれます。 // よってこのページ自体を編集する必要はありません。 // ページの新規作成時は適宜改変/修正してご利用ください // 【】でくくられた部分を入力すればたいがいはOK でしょう //------------------ * TES4EditでMODをクリーニングする [#title] [[BOSS>MOD/Tool/BOSS]]を使っているとき、このespファイルはDirty Editがあるから[[TES4Edit>MOD/Tool#tes4edit]]でクリーニングしなさいと表示された経験はございませんか? この記事はMODのクリーニング方法を解説するページです。 ** 目次 [#contents] #contents * クリーニングすると何かいいことがある? [#why] クリーニングが必要なMODをクリーニングするとPCへの負荷が減りCTD(Clash to Desktop)が減る可能性が高まります。多くのクリーニングが必要なMODは、簡単な手順でクリーニングできます。 ただし[[Oblivion War Cry>MOD/総合#owc]]のようにクリーニングしてはいけないMODや特定の手順を踏まないと正しくクリーニングされないMODもあります。 * クリーニングが必要なMOD [#need] クリーニングが必要なMODは、有志によって[[CSWiki:TES4Edit_Cleaning_Guide#List_of_Mods_Needing_Cleaning]]に一覧が作成されています。 * 準備 [#prepare] [[Wrye Bash>MOD/Tool/WryeBash]]のランチャー機能を使うと[[BOSS>MOD/Tool/BOSS]]や[[TES4Edit>MOD/Tool#tes4edit]]などのツールを起動するのが楽になります。 これらのツールを指定されたディレクトリにインストールするか、インストールしたディレクトリパスを、bash_default.iniを参考にしてbash.iniに記述すれば、[[Wrye Bash>MOD/Tool/WryeBash]]の下部のアイコンにこれらツールのランチャーが登録されます。 よって、クリーニングを始めるにはまず[[Wrye Bash>MOD/Tool/WryeBash]]を起動してみるのがいいでしょう。 * 簡単なクリーニング [#easy] どのMODをクリーニングしたいかわからないときのために、簡単なクリーニング方法を紹介します。 ** BOSSを実行 [#runboss] [[BOSS>MOD/Tool/BOSS]]を使うと、便利なことに、クリーニングが必要なMODを教えてくれます。 新しいMODを導入したら定期的にBOSSを実行しましょう。このBOSSの情報が有志によって作成されていますので、BOSSに登録されていないMODやクリーニングが必要なことがBOSS作者に通知されていないMODまでは教えてくれませんので注意してください。 まず、[[BOSS>MOD/Tool/BOSS]]を実行して、結果を出力します。出力結果が見やすくなるように、HTMLで出力することをお勧めします。 出力結果で特定のMODに以下のようなメッセージが表示されたら、そのMODはクリーニングが必要であることを示しています。ここから[[TES4Edit>MOD/Tool#tes4edit]]の出番です。 MOD名.esp Version x.x Checksum: XXXXXXXX Note: Needs TES4Edit cleaning: http://cs.elderscrolls.com/constwiki/index.php/TES4Edit_Cleaning_Guide ** TES4Editを起動 [#runtes4edit] - [[TES4Edit>MOD/Tool#tes4edit]]を起動すると2つのウィンドウが開きます - 2つ目の Master/Plugin Selection ウィンドウにesp/esmファイルが一覧表示されます - MODを沢山入れた状態ですべてのesp/esmファイルにチェックを入れてクリーニングしようとすると''''非常に時間がかかる''''ので、まず右クリックで ''''Select None'''' を選択します - MODを沢山入れた状態ですべてのesp/esmファイルにチェックを入れてクリーニングしようとすると''非常に時間がかかる''ので、まず右クリックで ''Select None'' を選択します - すべてのesp/esmが非選択状態になったら、さきほど[[BOSS>MOD/Tool/BOSS]]が教えてくれたespファイルにチェックを入れます - そのespファイルがOblivion.esmなどesmファイルをマスター指定しているMODなら、Oblivion.esmなどのesmファイルにもチェックを入れます - OKを押すとチェックを入れたMODを読み込みます - 右ウィンドウで ''''[00:10] Background Loader: finished'''' と表示されれば読み込み完了です - 右ウィンドウで ''[00:10] Background Loader: finished'' と表示されれば読み込み完了です - 左ウィンドウに先ほどチェックを入れたesp/esmファイルが一覧表示されます - 左ウィンドウ内の適当なところで右クリックし ''''Apply Filter'''' を選択します - すると''''Filter..'''' というウィンドウが表示されるので、一番下中央の ''''Conflict status inherited by parent'''' だけにチェックを入れて、他のチェックはすべて外します -- 左上の ''''by conflict status overall'''' と ''''by conflict status for this particular record'''' のチェックボックスを外せば、その項目のそばにあるスクロールバーつきサブパネルに一覧表示されているチェックボックスまで外す必要はありません - 右下の ''''Filter'''' ボタンをクリックするとフィルタリングが開始されます - フィルタリングが終了すると ''''[Filtering done] Processed Records: 1215115 Elapsed Time: 00:02'''' のように表示されます - 左ウィンドウでクリーニングしたいMODを選択し、右クリックで ''''Remove Identical Master Records'''' を選択します - クリーニング終わると、''''[Removing "Identical to Master" records done] Processed Records: 9 Removed Records: 0 Elapsed Time: 00:00'''' のように表示されます - 左ウィンドウ内の適当なところで右クリックし ''Apply Filter'' を選択します - すると''Filter..'' というウィンドウが表示されるので、一番下中央の ''Conflict status inherited by parent'' だけにチェックを入れて、他のチェックはすべて外します -- 左上の ''by conflict status overall'' と ''by conflict status for this particular record'' のチェックボックスを外せば、その項目のそばにあるスクロールバーつきサブパネルに一覧表示されているチェックボックスまで外す必要はありません - 右下の ''Filter'' ボタンをクリックするとフィルタリングが開始されます - フィルタリングが終了すると ''[Filtering done] Processed Records: 1215115 Elapsed Time: 00:02'' のように表示されます - 左ウィンドウでクリーニングしたいMODを選択し、右クリックで ''Remove Identical Master Records'' を選択します - クリーニング終わると、''[Removing "Identical to Master" records done] Processed Records: 9 Removed Records: 0 Elapsed Time: 00:00'' のように表示されます - ここでespファイルが修正されたことが確認されると、そのespファイルが太字になります - さらに再び同じespファイルを選択し、''''Undeleting and Disabling References'''' をクリックします - クリーニングが終わると、''''[Undeleting and Disabling References done] Processed Records: 9 Undeleted Records: 0 Elapsed Time: 00:00'''' のように表示されます - さらに再び同じespファイルを選択し、''Undeleting and Disabling References'' をクリックします - クリーニングが終わると、''[Undeleting and Disabling References done] Processed Records: 9 Undeleted Records: 0 Elapsed Time: 00:00'' のように表示されます - ここで初めてespファイルが修正されたことが確認されると、そのespファイルが初めて太字になります - 右上の×をクリックするか、左上のアイコンをクリックして「閉じる」を選択するか、Alt + F4キーを押して[[TES4Edit>MOD/Tool#tes4edit]]を終了します - このときespファイルに修正があった場合(クリーニングしたときespファイル名が ''''太字'''' になったとき)、そのespファイルを保存するかどうか問い合わせてくるので保存します - このときespファイルに修正があった場合(クリーニングしたときespファイル名が ''太字'' になったとき)、そのespファイルを保存するかどうか問い合わせてくるので保存します - これでクリーニングは完了です。クリーニングしたespファイルと同じディレクトリに、クリーニング前のespファイルが日付付きのファイル名でバックアップされます - このとき最後にファイルを保存するか問い合わせがなかったときは、その方法ではクリーニングできなかった、あるいはクリーニングする必要がなかったことになり、espファイルには一切修正が行われません - 以上でクリーニングは完了します。Oblivionを起動して動作確認してみましょう * FAQ [#kfd67644] ** クリーニングが必要なMODがどれかわからないんだけど? [#nc0fb1f0] 多くの場合、有名なMODをであれば、クリーニングが必要なMODは、有志によって[[CSWiki:TES4Edit_Cleaning_Guide#List_of_Mods_Needing_Cleaning]]に一覧が作成されています。 ただし、MODのバージョンが古いものに限ってクリーニングが必要だったりすることがあります。 新しいバージョンのMODに限り、多くのユーザーに勧められてMODをTES4Editでクリーニングしてからウェブサイトに公開するModderも出始めています。 なので、そのMODの readme や ChangLog (更新履歴) などのドキュメントをよく熟読しましょう。 ''''TES4Edit'''' や ''''clean'''' などでドキュメントを検索してみましょう。そこにクリーニング不要、クリーニン済みといった記載があれば、新しいバージョンのMODをではクリーニングしなくても良い場合があります。 ''TES4Edit'' や ''clean'' などでドキュメントを検索してみましょう。そこにクリーニング不要、クリーニン済みといった記載があれば、新しいバージョンのMODをではクリーニングしなくても良い場合があります。 ** 逆にクリーニングしてはいけないMODは何? [#n9109202] クリーニングしてはいけないMODも、有名なMODをであれば、有志によって[[CSWiki:TES4Edit_Cleaning_Guide#List_of_Mods_Needing_Cleaning]]に一覧が作成されています。 例として、[[Oblivion War Cry>MOD/総合#owc]]があります。わざとDirty Editを作って、とある仕掛けを用意しているようです。 ** クリーニングしなくていいMODは何? [#d72b180d] Modder (MOD作者) がreadmeなどのドキュメントで、「このMODはTES4Editでクリーニング済み」と謳っていて、そのドキュメントが古いものでもなく、信頼できるものであれば、まずクリーニングは不要でしょう。もし疑いを持つなら、コミュニティ (フォーラム、掲示板)の情報を見るか、コミュニティやModderに直接質問してみるか、[[TES4Edit>MOD/Tool#tes4edit]]や[[TES Construction Set>MOD/Tool/ConstructionSet]]などでそのMODを自力で解析して調べる必要があるかもしれません。 ** あるMODをクリーニングしたらMODを日本語化できなくなった [#m924ac99] 日本語化パッチを使ってespファイルに修正を加えるタイプの日本語化は、 日本語化パッチの実行プログラムが、espファイルのCRCが指定された値と一致しているかどうかを判別してから日本語化をします。 ''''日本語化パッチを適用する前にMODをクリーニングすると、CRCが変わってしまいます''''。 ''日本語化パッチを適用する前にMODをクリーニングすると、CRCが変わってしまいます''。 CRCが変わると、その日本語化パッチを適用できません。 なので、MODを ''''クリーニングする前に先に日本語化パッチを適用'''' してください。 なので、MODを ''クリーニングする前に先に日本語化パッチを適用'' してください。 日本語化パッチによっては、クリーニング済みのMODに対して日本語化できるものや、CRCをチェックしないプログラムもあるかもしれません。 下記のように「日本語化パッチ」と称して、ただ日本語化したespファイルで上書きするだけのものもあります。[[日本語化パッチを適用したらMODがクリーニングされる前に戻った>#overwritejapanize]]を参照してください。 ** 日本語化パッチを適用したらMODがクリーニングされる前に戻った [#overwritejapanize] 「日本語化パッチ」と称して、ただ日本語化したespファイルで上書きするだけの日本語化もあります。このタイプの日本語化は、クリーニングしたespファイルを日本語化したespファイルで上書きするので、当然、そういう事態は起こりえます。 日本語化したespファイルに対してクリーニングを行なってください。 その日本語化したespファイルを作った有志がすでにそのespファイルをクリーニングしている場合もあります。もし有志が readme などのドキュメントファイルをちゃんと作っているならば、それをよく熟読してみましょう。 **クリーニングしたMODをOBMMで一旦アンインストールしてインストールし直したらクリーニングする前に戻ったんだけど? [#reinstallforobmm] [[OBMM>MOD/Tool/OblivionModManager]]でOMOD化したファイルの中にあるespファイルがクリーニングされていなければ当然そういうことになります。 MODを再インストールするたびにクリーニングする手間をかけたくなかったら、クリーニングしたespファイルをOMODの中に入れて圧縮しましょう。 但し、当然ですが事前にespファイルのバックアップは忘れずに。 **クリーニングしたMODをBAINで一旦アンインストールしてインストールし直したらクリーニングする前に戻ったんだけど?[#reinstallforbain] これは[[クリーニングしたMODをOBMMで一旦アンインストールしてインストールし直したらクリーニングする前に戻ったんだけど?>#reinstallforobmm]]と同様のケースです。 [[BAIN>MOD/Tool/BAIN]]で管理しているファイルまたはディレクトリの中にあるespファイルがクリーニングされていなければ当然そういうことになります。 MODを再インストールするたびにクリーニングする手間をかけたくなかったら、クリーニングしたespファイルをパッケージの中に入れておきましょう。 但し、当然ですが事前にespファイルのバックアップは忘れずに。