目次 †
Oblivion Graphic Extender †
フォーラム情報:[WIP / REL] Oblivion Graphics Extender Thread 37 [2011/07/22~], [WIP] OBGEv3 Documentation Thread [2011/07/24~]
最新のReadMe:Latest OBGEv3 Core Readme
このコンテンツは「これから」が本番なので、非常に更新頻度が高くなるかと思います。
情報その他、どしどし書き連ねて下さい!
- Oblivion Graphic Extender について
OBGE こと、Oblivion Graphic Extender では、様々な画面効果を新たに適応させる事ができます。
処理の多くは PC の VGA パワーに依存し、FPS に直結して影響が出やすいですが、得られる画像効果にはダイナミックで素晴らしいものが多くあります。
基本概念で忘れてはならないのが、Anti-Aliasing が使えなくなる事です。
これは導入に際して大きな選択肢の一つになりますので、各自判断の上、ご利用下さい。
バージョン情報:OBGE Core Version3.0.1 [2011/06/25]
必須環境:OBSEv20 以上, ShaderModel3.0対応のグラフィックソリューション, 最新のDirectX [2011/04/18]
Oblivion Graphic Extender Version 3.0.1 をベースにして紹介します。[2011/07/31]
- Mod概要
まだまだ Work In Progress (WIP) な感も否めませんが、親しまれてきた OBGEv2 が大きく刷新され Version 3 となって登場しました。
呼称は OBGEv3 なのでしょうが、コアとなる DLL は相変わらず OBGEv2.dll であり、いささか混乱しがちです。
( OBGEv3.dll と名称変更してしまうと、OBGEv2.dll という名前を参照する旧 Shader に対応出来なくなるからだとか)
Oblivion Graphic Extender v2 自体、さらに v4.2 などとなっていたので、場合によっては「Verダウン?」とすら錯覚してしまいます。
まずは今までのことはリセットして、バージョン表記を捉える必要がありそうです。
- 簡単な変更点紹介
大きなメリットとして、これまでとはエフェクトの乗せ方(描画のタイミング)を変えた点です。
今までは、例えば NightEyeShader や、MagicEffectShader と描画がぶつかってしまい、OBGE 側のエフェクトが乱れてしまう場面がありました。
今回の更新でこの点が解消された事により、ゲームプレイとも両立しやすいエフェクト環境になってきたとも言えると思います。
(もちろん、OBGE が提供するエフェクトの負荷で「プレイどころではない!」という事もありますが)
一方でこうした変更は OBGEv2 で使っていたエフェクト環境をそっくりそのまま Version 3 へ移行する事を妨げる要因の一つでもあり、
今現在では両立させるにはいくらか OBGE.ini を独自の設定にしたり、或いは Shader(.fx) 自体を書き換える必要性が出てきますので注意してください。
同時に、各自のグラフィックス・ドライバの設定如何も、エフェクト実装への重要な要素になってくる場合があります。
また、Anti-Aliasing は無効となる点は相変わらずですが、強制的に有効にさせた際には描画が崩れる場合があります。
特に導入に際して、既に OBGEv2 を利用している方はこうした点を踏まえて乗り換えるかどうか決めてください。
極端ですが、「 OBGEv2 とは別物!」と捉えた方がトラブルを未然に防げるかと思います。
shaderlist.txt による管理か、Oblivion Graphics Extender Support.esp による実装が基本となるのも相変わらずですが、OBGEv3 Controller による管理も出来ます。
インストール †
- OBGEv2 を使っていた場合
まず、これまでに OBGEv2 ないしは OBGE(v2の前身) を利用していた方は、一切の OBGE リソースをアンインストールしてください。
セーブデータは、OBGE データの含まれていない状態にクリーンセーブしてからの導入が安全です。
特に OBGE.ini は、旧版のものをしっかり削除・退避させておいてください。
- Core の選択
TESN には Core と Core Retro の二つがありますが、基本的には Core の方がメインと捉えてください。
Retro 版はその名の通り、やや OBGEv2 に近い動作(描画処理)をすると思って下さい。
パフォーマンスを稼ぐ代わりに、いくらかの新機能をオミットしていますので、この辺りはご自身で優先度をつけて選択してください。
(簡単な例では、厳密に OBGE Version 3 の環境を必要とする Liquid Water v2.0.0 は Retro では動きません >>Forum作者コメント参照)
ここでは、Core 版を想定していきます。
- インストールデータ・方法の確認
WryeBash による BAIN インストールが推奨されています。
ダウンロードしたアーカイブファイルをそのまま BAIN に使えますが、OBMM でも管理可能です。
以降は便宜上、BAIN で使うアーカイブも、OMOD ファイルもインストールパッケージと書かせて貰います。
同時に、少なくともこの項を読んで頂いて、直感的に行う動作が分かる程度の BAIN や OBMM の知識・経験を前提にさせて貰います。
(無論、導入に必須ではありませんので、手動での管理に長けている方はこれに限りません)
Extras には、「特定環境の為」に d3dx9_31.dll が用意されていますが、通常は使用せずとも OK です。
OBSE、Shaders、Textures の 3 つのフォルダを、ご自身が慣れ親しんだ方法でインストールしてください。
OBGEv2 から目新しいのは、Shaders 以下に新しく include、override という 2 つのフォルダが追加されています。
実行動作に必要なファイルですので、漏れなく導入してください。
慣れている方は、「 Shader 類の fx も纏めてしまおう! 」 とお考えになるかと思いますが、
はやる気持ちは抑えて、いったんここまででインストールパッケージを作成した方が良いと思います。
(単なる経験談ですが、最低限動作チェック完了後に纏めてインストールパッケージ作成した方が問題把握・切り出しが楽です)
- 起動と OBGE.ini の確認
Core ファイル類のインストールを終えたら、ひとまず Oblivion を起動してみましょう。
指定の場所に OBGE.ini が作成されていると思いますので、付属 Readme に目を通しつつキチンと出来たか確認してください。
- Standalone Effects のインストール
続いて、実際に画面効果を施すシェーダー類をインストールします。
TESN にある Standalone Effects には、良くも悪くも多種なシェーダーが一纏めになっています。
既に目的のシェーダー効果が判っていて個別導入をする場合には、予め必要なファイルだけを選び出してインストールパッケージを作成して下さい。
良くわからない場合には、無理に選定せずにひとまず全てをインストールパッケージにしてしまうのも手です。
(データ容量の無駄は発生しますが、シェーダーに必要なリソースファイル不足は避けられます)
- エフェクト適用の確認
一度起動し、OBGE.ini が無事に作成されている事を確認出来たら、いよいよ実際にゲーム中で使いたいエフェクトを適用していきましょう。
エフェクト適用に際して、Oblivion Graphics Extender Support.esp は、完全に対応しているとは言いきれず、shaderlist.txt による適用管理がベターです。
(余談ですが、こうしたゲーム中でのリアルタイムなエフェクト管理を行うのが厳しくなってきたようです)
shaderlist.txt の書き方は、OBGEv2 同様に記載順序に注意して下さい。
【先頭からの記載順番】
Filter 類
AO 類
DoF 類
Godrays
CelShader+EdgeAA
以降、他のシェーダー
【実際の記述例】
MLAA.fx
Ring_SSAO.fx
Pseudo_Bokeh_DoF.fx
Godrays.fx
CelShader+EdgeAA.fx
ColorEffects.fx
【書き込んではいけないシェーダー情報】
OBGEv2以外のシェーダー情報
(.sdpなどの純正シェーダー)
動作がおかしい!そんな時のために †
- 転ばぬ先の杖
エフェクトは、ひとつひとつ順を追って適応させてください。
グラフィック環境により、動作が異なる場合もあります。
一気にアレやコレやと使ってしまうと、「あれ?どうしてこうなった?」となった際に、復旧が困難になります。
(実際、大変でした)
- グラフィック・ドライバの設定を見直す
- AMD/ATi : Catalyst 11.x
- Catalyst Control Center で、Catalyst A.I.「表面フォーマット最適化を有効にする」の、チェックを外す(オフ)。
オンの状態では、DoF 類や SSAO類と、Godrays などが併用できない場合があります。
- NVIDIA
- アンインストール時の注意
- Shaders\override の削除漏れ
BAIN や OBMM では、起動により生成されるインストールパッケージには含まれていない新たなファイルが削除しきれません。
残ったファイルは予期せぬ誤動作を呼びますので、「おや?」と思ったらご確認下さい。
バージョン情報:OBGE Standalone Effects v3.0.1 [2011/06/23]
必須環境:Oblivion Graphic Extender Version 3
- Mod概要
Oblivion Graphic Extender が提供する、画像効果のファイル群です。
これが無いと、「OBGE 導入したよ!」と言っても得られるものは何もありませんのでご注意下さい。
(むしろ、Anti-Aliasing を失うだけです)
Standalone Effects の簡単紹介 †
どの演出効果でも、複数のファイルがあります。
各々演出方法が異なりますので、是非お好みのものを探してみて下さい。
- 光の演出効果 - Lighting Effects
- Godrays (v5.3) - Godrays.fx
お馴染みとなった、太陽からの光芒を演出します。
- Volumetric Screen Space Indirect Illumination - Volumetric_SSII.fx
光が当たっているであろう場所での反射光を演出します。
- Volumetric Screen Space Global Illumination - Volumetric_SSGI.fx
光が当たっているであろう場所での反射光と、光が届いていないであろう場所への陰影付与を行います。
上記 Volumetric_SSII と、後述 Volumetric_SSAO を合わせたものです。
- 環境陰影効果 - Ambient Occlusion (AO) Effects
- Ring Screen Space Ambient Occlusion - Ring_SSAO.fx
環境光が遮蔽され、暗くなっているであろう場所を演出します。
- Horizon-Based Ambient Occlusion - HBAO.fx
環境光が遮蔽され、暗くなっているであろう場所を演出します。
- Volumetric Screen Space Ambient Occlusion - Volumetric_SSAO.fx
環境光が遮蔽され、暗くなっているであろう場所を演出します。
- 被写界深度効果 - Depth of Field Effects (DoF)
- Crysis Depth Of Field (v1) - CrysisDoF.fx
Crysis (ゲーム名) での被写界深度を再現しています。
- Depth of Field (v7) - DepthOfField.fx
簡易な被写界深度を再現しています。
- Hexagonal Bokeh Depth of Field - Bokeh_Hexagon_DoF.fx
細かい被写界深度を再現しています。
- Circular Bokeh Depth of Field - Bokeh_Circle_DoF.fx
細かい被写界深度を再現しています。
- Pseudo-Bokeh Depth of Field - Pseudo_Bokeh_DoF.fx
細かく設定出来る被写界深度を再現しています。
- Distant Blur (視点に依存せず遠景へ常時DoF効果) で使う場合
Pseudo_Bokeh_DoF.fx をテキストエディタ等で開き、
#undef DISTANTBLUR を、
#define DISTANTBLUR と書き換えて下さい。
※都合上、上記は全角シャープ記号(#)で記述していますので、コピー&ペーストする際には半角シャープ記号に変えてください!
- OBGEv3 Controller 利用時には、置換して下さい。
- 色調変更 - Color Effects
- Bleach Bypass - HLSLbleachbypass.fx
白とびを抑えるようなコントラスト効果を付与します。
- Color Grading - HLSLColorGrading03.fx
褪色させます。
- Color Effects (v5) - ColorEffects.fx
彩度・明度の数値調整、ガンマ値による調整などが出来ます。
- 使用の前に
配布段階では、BlurHighLight、Sepia、ColorInvert の項目が ON になっています。
このまま使用すると、非常にサイケデリックな光景になりますので、予め OFF にしておくことをお勧めします。
ColorEffects.fx をテキストエディタ等で開き、
#define BLURHIGHLIGHT
#define SEPIA
#define COLORINVERT を、それぞれ
#undef BLURHIGHLIGHT
#undef SEPIA
#undef COLORINVERT と書き換えて下さい。
※都合上、上記は全角シャープ(#)記号で記述していますので、コピー&ペーストする際には半角シャープ記号に変えてください!
- OBGEv3 Controller 利用時には、置換して下さい。
- Crysis Color Mood (v0.2) - ColorMood.fx
Crysis. (ゲーム名) のような色調を再現します。
- ENB Color Effect (v2) - ENBColorEffect.fx
彩度・明度などを変更させます。
- フィルター・Anti-Aliasing 効果 - Filter Effects
- Normal Filter Anti-Aliasing - NormalFilterAA.fx
Anti-Aliasing 効果を再現します。
やや縁が若干滲んだようになってしまいます。
- Morphological Line-Antialiasing - MLAA.fx
Anti-Aliasing 効果を再現します。
適用出来ない部分こそあれ、安定してエッジを滑らかにします。
- Directional Localized-Antialiasing - DLAA.fx
Anti-Aliasing 効果を再現します。
- Morphological Directional Localized-Antialiasing - MDLAA.fx
Anti-Aliasing 効果を再現します。
MLAA と DLAA の合わせ業のようです。
かなり広範囲に効きますが、一部効きすぎてぼやけた印象を受けるかもしれません。
- FX-Antialiasing - FXAA.fx
Anti-Aliasing 効果を再現します。
- その他の効果 - Other Effects
- CelShader+EdgeAA (v0.3) - CelShader+EdgeAA.fx
エッジライン(縁・輪郭)に対して演出を行います。
- Sharpen - obsharpen.fx
画面全体に対してシャープネス効果を与えます。
- Vignetting - HLSLvignette.fx
画面四隅をやや暗く、中心円をくりぬく形で影を付与します。
バージョン情報:1.0a [2011/08/09]
必須環境:Oblivion Graphic Extender Version 3
- Mod概要
ゲーム起動状態で Effect 効果の ON / OFF 、値の変更を可能にするコントローラー Mod です。
また、屋外・屋内、一人称視点・三人称視点の 4 パターンで有効とさせるエフェクトの種類、その値を設定することが出来るようになります。
旧版と異なる点は、Oblivion Graphics Extender Support.esp を必要とせず、当 esp のみで機能が実装されます。
慣れた方にとっては、使い勝手はそのままに、OBGE Controller が Version 3 にやってきた、という感じです。
- インストールと諸注意
Godrays V6 を利用している方は、専用の esp を使ってください。
Textures などの、エフェクト実装に必要なファイルは別途 Standalone Effects から導入します。
また、同梱されているエフェクトシェーダー(.fx ファイル)は、コントローラーによる制御の為に Standalone Effects のものから一部変更がなされています。
コントローラーをご利用の際には、これらも忘れずに上書き(置換)して下さい。
(変数型の変更なので、コントローラー制御下で無く shaderlist 管理でも動きます、メリットはともかくとして)
そして Readme に記載されている通り、ご自身の HUD 環境に合わせて、Data\Menus\Main\hud_main_menu.xml を書き換えてください。
忘れがちな点で、アンインストール時には、この記述の抹消を忘れずに行ってください!
- その他
※ 起動時に、Data\Shaders に存在するエフェクトシェーダー(.fx )の数に比例して、処理時間が発生します ※
これは、使うエフェクトシェーダー(.fx )以外を削除してしまう事で、幾分起動時間を早めることが出来ます。
(間違っても .sdp は消さないでください)
また、特に対応関係はうたわれていませんが、OBGE Liquid Water v2.0.0 や、WIP Shaders を含んだ環境でも動作する模様です。
必須環境:Oblivion Graphic Extender Version 3
- Mod概要
太陽光を演出するシェーダーである点は変わりませんが、OBGE Version 3 に合わせ、劇的に効果を変えてきました。
時間帯やその時々の天候に合わせて太陽光の色を変更させ、All Natural のような天候 Mod との親和性・相乗効果が飛躍的に伸びています。
また、しっかりと太陽の位置から光が射す様になり、視点角度によって光芒自体が動く事が無くなりました。
これまでの Godrays が、「光線再現」とすると、今回は「太陽再現」の様なイメージで、雰囲気が異なります。
(イメージですよ、ニュアンスです、雰囲気です!)
日の出と日没は、非常に美しい演出になったと思います。
OBGE Version 3 を導入された暁には、是非お試しいただきたいです。
- インストールと諸注意
v5.3 から v6 への変更は、Godrays.fx のみ上書きです。
なお Standalone Effects から、Textures\sky\sunglare.dds を忘れずに導入してください。
設定項目の挙動も変わっていますので、まずはデフォルトで「どんなもんかな?」と確認される事をオススメします。
Weight = 0.1 を 0.2 にするだけで物凄く効果が大きくなります。
フォーラム情報:OBGE Liquid Water Thread 7 [2011/07/22~]
バージョン情報:OBGE Liquid Water v2.0.0 [2011/06/22]
必須環境:Oblivion Graphic Extender Version 3
- Mod概要
OBGEv2 環境下で展開され始めた、Oblivion における水の描画を抜本的に刷新するシェーダーです。
水の濁り、水の色、波の強さ、波の大きさ、水面の色などなどを、Cell 毎に個別設定が可能です。
( Cell が特定出来る事が条件です)
水面は、色が天候設定の Fog 値に同調するようになり、日差しの反射を再現します。
水中では、陽射しの強さが明るさに大きく影響し、陽射しが強いと水底に光が投影されるようになるなど、とにかく動的な水表現に変わります。
前身の v1.2.0 では、OBGEv2 の仕様上、どうしても免れないエフェクト衝突動作がありましたが、OBGE Version 3 版となって、ほぼその全てを解決してきました。
以前に利用された方にはおなじみの、「Cell 単位の WaterHeight 違いによる 水没描画」や、「NightEyeEffect で 画面崩壊」といった問題が解消されています。
- いくつかの解決・変更項目を紹介
- Oblivion.ini の Water 項目の調整が必須ではなくなりました
- 水位描画 ( WaterHeight ) の問題を解決しました
- NightEye の問題を解決しました
- 水面にも HDR が適応されるようになりました
- 水表面設定項目 ( shorefactor ) を設けました
- 雨に依るもの含め、波紋が再現されるようになりました
- デフォルトでは、やや緑がかった水の色にしました
- 通常版と軽負荷版を用意しました
- Readme を書き足しました
- などなど。
- インストールと諸注意
OBGE - Liquid Water.esp、Textures、Shaders のファイルをしっかり導入して下さい。
( INI Tweeks もインストールすると、WryeBash でOblivion.ini の調整がしやすくなります)
付属の esp でもって管理していますので、shaderlist.txt への追記は不要です。
付属の Readme には、水質設定方法が記載されていますので、目を通して下さい。
また、アンインストール後は Shaders\override 内の対象ファイルがしっかり消えているか確認して下さい。
- 光源反射がおかしくなった場合
水付近で、光源の反射がおかしくなる現象があります。
確認されましたら、以下のファイルを Shaders\override に上書き適応してみて下さい。
- 日本語化環境で Cell Name も日本語化にしている方
付属される Cell ごとの水質設定ファイルは、Cell 名が英語であり、日本語化環境では適応されません。
要はリネームすれば良いのですが、数が数なだけに結構手間です。
有志がバッチプログラムを作成してくれましたので、ご紹介しておきます。
WIP Shaders †
正式なリリース版ではない、まだまだ開発途中のシェーダーを紹介します。
配布はされていますので、各自で「試用」する事が出来ますが、普段以上にご自身の判断で導入・管理を行ってください!
バージョン情報:OBGE Luminance HDR v3.0.2 [2011/06/26]
必須環境:Oblivion Graphic Extender Version 3
※WIPです!
- Mod概要
既存の HDR 効果を変更し、色調効果で褪色させます。
具体的には過剰な白とびを抑え、光源下でも人物の表情などが確認しやすくなります。
HDR 特有の「ぽわ~」とした光の反射が抑えられる傾向です。
決して無くなる訳ではなく、白地の建造物に光が当たっている場合などは、しっかりと「ぽわ~」効果が見て取れます。
後述 ini の設定で調節も可能です。
- インストールと諸注意
導入は shaders\Override 以下のファイルのみです。
褪色効果が凄まじいので、ColorEffects などを用いて彩度を調節すると良いと思います。
また、一部 Oblivion.ini に追記する項目がありますので、Readme をご確認の上、書き足して下さい。
例に漏れず、アンインストール後は shaders\Override 内の対象ファイルがしっかり消えているか確認して下さい。
- 編者余談
ColorEffects を用いて調整すれば、これは WIP の中でも十分「使用できる」と思います。
明暗が引き締まりますので、シックな雰囲気に持っていくには最適かとも思います。
「これを紹介したい!」というのがこのページ作成のモチベーションでした、というのは本当に余談です。
バージョン情報:OBGE Physically Correct Sky v3.0.2 [2011/06/27]
必須環境:Oblivion Graphic Extender Version 3
※WIPです!
- Mod概要
太陽光含め、空の要素を再現してみようと試みているシェーダーです。
特徴的なのは雲の描画が変わり、LiquidWater の水面反射にも描画されるようになります。
一方で、天候 Mod を導入している場合には色・明るさがチグハグな空になる事がありますのでご注意下さい。
v6 より前の Godrays に近い光線効果です。
- インストールと諸注意
shaders、Textures ファイルをインストールして下さい。
そして shaderlist.txt に LightShafts_PCS.fx を書き込んで有効化して下さい。
記述位置は、Godrays.fx の位置で構わないと思います。
お約束ですが、アンインストール後は shaders\Override 内の対象ファイルがしっかり消えているか確認して下さい。
- 編者余談
v3.0.1 から試していましたが、この override 削除漏れには何度も泣かされました。
不完全に削除すると、「真っ白な夜空」や、「真っ白な昼間」が拝めます…。
バージョン情報:OBGE Parallax Occlusion Mapping v3.0.2 [2011/06/27]
必須環境:Oblivion Graphic Extender Version 3
※WIPです!
- Mod概要
Parallax Occlusion Mapping(視差マッピング)を再現しようと試みているシェーダーです。
簡単に言ってしまえば、見る角度に依存した凸凹感の再現です。
(QTP3 を使っているユーザーは、導入すると即効果がわかります)
さすがにWIPですので、まだまだ「みょ~ん」とテクスチャが伸びてしまう場面が多いですが、凸凹感は凄いです。
- インストールと諸注意
導入は shaders\Override 以下のファイルのみです。
こちらもやはり、アンインストール後は shaders\Override 内の対象ファイルがしっかり消えているか確認して下さい。
- 編者余談
v3.0.1 では視点角度に敏感すぎて、地面がモコモコ蠢いてかなりの魔界村でした。
それどころかテクスチャの「みょ~ん」が凄まじく、中には透けたり隙間が開いたり、果ては消えてしまうものも…。
v3.0.2 では、恐怖の「みょ~ん」も、ややナリを潜めて魔界村ではなくなりました。