読み物/魔術の手引き
はじめに † 
以下はOblivionゲーム内の"Manual of Spellcraft"(魔術の手引き)の書物を訳したものです。ゲーム内のシステムを注記として加えてあるので参考になる…かもしれません。
呪文詠唱者としての始まり †
Tamrielの最も強力なメイジ達も最初は初心者だったのです。彼らも皆、似たような駆け出しの経験をしてきています。魔法に初めて触れることで興味が湧いたりとか、何年もの鍛錬により、いくつかの潜在能力に目覚めたりとか。こういった果敢な精神が、彼らのスキルを研き上げ、新しい呪文を覚え、精力的に彼らの心と体を修練して、後世に知られるような偉大なる人物へと仕立て上げたのです。
TamrielのMages Guildは、長らく、多くの人にとって知識と力へ続く長い道のりの最初の一歩でした。一般市民に魔法のサービスを提供し、Guildは幅広い様々な販売用呪文を提供し、大志を抱く呪文詠唱者であれば誰でも立ち寄るべき場所です。独立した商人と知り合うこともあるでしょう。彼らの選り抜きの呪文はMages Guildのものよりは、しばしば幅広くありません。
多くの呪文は、駆け出しの魔法使いにとっては、彼らの能力では手に余るものです。例えば、自分自身を見えなくする呪文は、より上位の力であり、Noviceの呪文詠唱者の能力*1を超えています*2 )。忍耐を持って、一定の魔法の修練を行い*3、より強力な相を探求することが始められるくらいに十分に己の探求に習熟することで、よりスキルを身につけた魔法使いとなるでしょう。
毛が生え始めたような駆け出しの魔法使いは、己の能力が一定の力を使うことができないといってくじけるのではなく*4、注力して使い、己をより良くするために磨くのです。失望するより、学び手は、呪文の吸収、レッサー(ときにはグレーター)Daedraやアンデッドの召喚--調査目的のためだけですよ--、火とか、凍結とか、ショックの呪文のような特定のタイプの呪文への防御といった、より高いレベルのスキルを目指し前を見ましょう。
特定の魔法学校にて特化したいと望む魔法使いは、そういう人々を頻繁に教え込む、そういう学校で数多くの呪文を可能な限り学びを手助けしてもらえるでしょう*5。特化しているか、全てに興味を育んでいるかによらず、全ての魔法使いは、Mages Guildのメンバーとなることが推奨されています。一般市民が利用可能なサービスを超えて、熟達したギルドメンバーは、上位呪文技術やエンチャントのような、専門サービスを利用できます*6。これらのサービスは、広く一般に提供するには潜在的危険があると考えられていて、Council of Magesによって、堅実なるメンバーであるとランク付けされた、高位の者のみが利用できます。
より深い魔法の使用について興味ある市民は、各地のMages Guild ArchMagisterに相談するといいでしょう。
