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解凍したときに出てくるファイルの種類はMODによって違う。この違いはMODの動作のしかたによるもので、これによりインストール・アンインストールのやり方も変わってくるので、できるだけちゃんと理解しておきたい。

共通する注意点 Edit

前提知識 Edit

まず前提として、Windows上での基本的なファイル操作(移動・コピー・削除・名前の変更・拡張子の表示)ができること、そしてダウンロードしたファイルの解凍ができる必要がある。
OblivionのMODでしばしば見られる7Zip形式は使っている圧縮/解凍ソフトによっては対応していないこともあるので注意。
また、MODのインストール先として以降、「データフォルダ」とのみ表記するが、これはOblivionのインストールされているフォルダの中のDataフォルダを意味する。フォルダのことをディレクトリと呼ぶこともある。
ここまでで書いてあることが理解できない場合は、しばらくMODのインストールはあきらめてください。下手なことをするとパソコンが起動しなくなる恐れがあります。

MODを導入する前に Edit

MODに付属する説明文書や配布元の解説がある場合は必ず目を通しましょう。
(説明が英文で英語が読めなくてもWebの機械翻訳とカンでそれなりに理解はできます。よほど変則的なものでもない限り、MODの説明文なんて所詮似たり寄ったりなので日本語の説明と比べるなどすればかなり理解できるはずです。)
MODによっては導入時に特定のファイルを削除したり、設定ファイルの中身を書き換える必要がある場合があります。
そういった導入時に必要な作業を把握しないでMODを導入するのは、MODが正しく動作しないばかりかOblivionが起動しなくなったりCTD (Crash to Desktop) する原因になります。

MODの有効化(アクティベート)・読み込み順序(ロードオーダー)について Edit

あるMODの行う変更と、別のあるMODの行う変更が競合する場合、MODの読み込まれる順番を適切に設定する必要がある。
この順序は内部的にはespファイルのファイル更新日(タイムスタンプ)で管理されているが、通常は(2011年12月31日の時点では有用なMOD読み込み順ソートツールとして)Better Oblivion Sorting Software (BOSS)を使ってソートするのが望ましい。BOSSは先人達の経験から作成されたリストに沿ってロード順を調整してくれる。(当然だが、BOSSの調整は完璧ではない。BOSSに登録されていないespファイルをソートしたり、BOSSのロード順に不完全なものがある場合には、BOSSのマスターリストをサポートするように自前でuserlist.txtを自作する必要がある)

2つ以上のMODをインストールする際にはこの順序を意識する必要があるので、MODを有効にする際にはOblivion起動画面のOptions->Data Filesからの設定は行わず、上記のBOSSを使ってロード順を自動調整するか、Oblivion Mod Manager(ObMM)またはWrye Bashから行うこと。

ロード順の調整だけでは不具合が解消出来ない場合もある。(重要)
従来ならば、Oblivion Mod Manager(ObMM)、Wrye Bashを用いてリストを並び替える方法で操作することもできるが、多数のMODの順序を手動で管理するのは困難なので、MODのロード順を調整してくれるBOSS(BOSS)の利用が推奨されているのである。

ロード順を調整しても競合による不具合が残る場合、Wrye BashでBashed Patchを作成する(MODのマージと呼ばれる)ことで解決する場合がある。

この項目「Stub」は、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 2011年12月31日貼付け

 MODのタイプ別の説明 Edit

この項目は、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。2011年12月31日貼付け

MODの構成要素がespファイル(またはesmファイル)のみのもの Edit

ファイルを解凍したときに、説明文書や参考画像以外のものがespファイル(またはesmファイル、以下略)のみのもの。逆に言うと、MODで加える変更が全てespファイルにまとまっているもの。
ゲームの一部設定や表記を変更するだけのMODがこのようなタイプで、メジャーな例としては日本語Modがある。
インストールはespファイルをデータフォルダにコピーしOblivion Mod ManagerまたはWrye Bashで有効にするだけでよい。
アンインストールはこの逆に、Oblivion Mod ManagerまたはWrye Bashで無効にした上でespファイルを削除することでできるが、このタイプは無効になっている限り他のMODに影響をおよぼすことはないので、espファイルの削除は必ずしも必要ではない。しかし、データフォルダに使用していないespファイルが沢山あると無駄に負荷がかかることがあるため、不必要なespファイルは削除したほうがいい。

注意点として、ダウンロードしたファイルを解凍したときに2つ以上のespファイルが入っている場合がある。MODによってはこれらのうち一部のみを選択して有効にする必要があるものがあるため、MODの説明文書を確認すること。

MODの構成要素がメッシュ・テクスチャファイルなどのみでespファイルを含まないもの Edit

解凍したときに、esp(esm)ファイルが含まれないもの。
ユーザーインターフェイスやキャラクターの肌などの見た目を変更するものが多い。
基本的にはデータフォルダ直下ではなく"Textures"や"Meshes"など各機能別のフォルダ(の下のサブフォルダ)に上書きする形でインストールする。
正しい位置にファイルをコピーしないと動作しないので注意が必要。
コピー先の位置がよくわからない場合、導入は控えたほうが良い。
espファイルがないので、インストール=適用となりOblivionの起動画面のOptionやObMMの左側のリスト、Wrye BashのModsタブにはMODが表示されない。
一時的な停止は出来ず、機能を止めたいときはアンインストールするしかない。
一度インストールすると、どのファイルがどこのフォルダに入っているかわからなくなり、アンインストールが非常に困難なので、Oblivion Mod ManagerOMOD化するか、Wrye BashBAINで管理することを推奨する。

このタイプのMODが競合する場合、インストール順で上書きされてしまう。
これについても、OMOD化し、Activateする時に上書きされるのを利用してコントロールできる。(上書き確認ダイアログが出る)
しかし、OBMM経由で他のMODのファイルを上書きインストールしてしまうと、OBMM経由でアンインストールしても上書き前の状態に戻してはくれない。上書き前の状態に戻すには、事前にバックアップをとっておくか、上書きされてしまうファイルも事前にOMOD化しておき、該当MODをアンインストール後、上書きされてしまったMODを再インストールしなければならない。

これがOBMMの弱点であり、この問題を解決するのがWrye Bashに付属している強力なMOD管理ツールBAINである。

MODの構成要素としてespファイルに加えてその他メッシュ・テクスチャファイルなどを含むもの Edit

大型MODや種族追加MODなどシステムに新しい要素を追加するMODに多い。
基本的な注意点は上述のesp(esm)なしの時とほぼ同じである。
espファイルとその他のデータファイルのどちらが欠けても正しく動作しない可能性が高いので、インストール・アンインストールの時にはさらなる注意が必要。
このタイプのMODもOMOD化するかBAINで管理する方が良い。

OMOD化された状態で配布されているもの Edit

OMODファイルとはOblivion Mod Manager専用の圧縮ファイルである。拡張子.omodがOBMMに関連付けられているのでインストールの手間が若干省ける。

従って、Oblivion Mod Managerを導入していないと、この形式で配布されているMODは解凍しない限りそのままでは利用できない。
Oblivion Mod Managerで「Load->Activate」するだけで適用される。
「omodファイルをダブルクリック->Oblivion Mod Managerが自動起動->該当MODをActivate」としても同様である。

MODの圧縮ファイル内の構造が複数のフォルダから構成されているもの Edit

OMODレディな構造になっているもの Edit

特にフォルダ名にナンバーが含まれている場合(00 Core, 01 Modules……など)、Wrye BashのMODインストーラ"BAIN"に最適化されている可能性がある。BAINでのインストールについてはBAINフレンドリーな構造になっているもので説明するが、圧縮ファイルの構成フォルダ内に"omod conversion data"フォルダがある場合は OMOD-Ready (レディ)と呼び、このようなMODはObMMでOMOD化したりOMOD化したMODを導入する際にスクリプトによるインストール支援を受けられるかもしれない。この場合、そのままOMOD化すればよい。サブフォルダ内にプラグインファイルがあるが大丈夫か、といったメッセージで問い合わせが来るがそのまま続行すること。

"omod conversion data" フォルダが存在しない場合は付属のドキュメントを熟読し、自分が必要とする構成に整えた上で導入する必要がある。この場合もOMOD化またはBAINで導入した方がよい。
"omod conversion data" フォルダに script.txt が存在する場合、OMOD化してインストールするとウィザードのようなものが起動し、対話形式で、インストールオプションを指定しながらインストールすることができる。この script.txt はBAINでいうところの wizard.txt'' に相当する。

たまに、fomod というフォルダが入ったMODがある。そのようなMODはOMOD化する際にそのfomodにある情報から、MOD名、バージョン番号、URL、作者E-メールアドレス、作者ウェブサイトのURL、readme、Descriptionといった情報を自動的に入力してくれる。これによりOMOD化されたMODの一覧からそのMODの情報を閲覧するのが容易になるというものである。

BAINフレンドリーな構造になっているもの Edit

MODの圧縮ファイル内の構造が複数のフォルダから構成されているもので紹介されているEnhanced Economyのように、圧縮ファイルの中にサブディレクトリがひとつ以上あり、その中にesp、テクスチャメッシュ等が入っていて、そのサブディレクトリがサブパッケージとして扱える構造は、BAIN-friendly (BAINフレンドリー)なパッケージと呼ばれ、Wrye BashBAINを使って、OBMMよりも手軽にMODをインストールできる。

BAINフレンドリーなパッケージのOMOD化されたパッケージより優れた利点は以下のようになる(抜粋)

BAINでのインストールは以下のように行う

OMODレディかつBAINフレンドリーな構造になっているもの Edit

OMODレディかつBAINフレンドリーな構造になっているMODは
OBMMでもインストールでき、かつBAINでもインストールできるディレクトリ構造を持ったMODである。

実はEnhanced Economyはこのようなディレクトリ構造を持ったMODである。

このようなMODは、BAINでインストールできるように、各MODの本体とオプションとなるサブパッケージがサブディレクトリとして存在し、かつOBMMでもインストールできるように omod conversion data ディレクトリを持っている。また必要に応じてWizard.txtも存在しBAINのウィザードでインストールすることも可能である。ただし例として挙げられているEnhanced Economyはwizard.txtが存在しないため、iniの設定はOBMMのダイアログ形式ではなくテキストエディタを使って手動で行う必要がある。

このようなMODをOBMMで導入するときはOMODレディな構造になっているもののやり方でインストールするだけでよい。
このようなMODをBAINで導入するときもやはりBAINフレンドリーな構造になっているもののやり方でインストールするだけでよい。
たとえomod conversion datafomod フォルダが存在しようとも、BAINは親切にもインストールのときにそのようなフォルダを自動的に無視してくれる。

よくある失敗 Edit

MOD初心者さんがよくやる間違い。質問したりする前にチェックしてみるといいかも。


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Last-modified: 2014-01-10 (金) 21:38:35