2006年春の発売当初より、2年以上(執筆時点)経過して、そろそろPCのスペックも追いついてきた(かも)、と思われる次第
当初より懸案事項だったLODの強化について、以下のテストを行ってみたので、参考にしていただけたらと思います
基本的な場所は、ICの表門より出たところで、橋の一番遠くの凱旋門(?)の上あたりに、視点を置いて画像取得をしています
テストしたのは、ノーマル環境、TamrielVWD、AEVWD、MTAEVWD-lite(MTAEVWDは実用的ではなかったのでlite版としました)
ただし、上記以外に、QuickstartとDarkUIのMODだけ使用しています
画像サイズは800x500(元は1680x1050)に縮小して、画質も下げているので若干見づらいかもしれませんが、そのあたりはご容赦の程を...
で、結論を先に述べますと、現在のPCのスペックでは、FPS30以上(TVレベル)を確保する場合、AEVWDが限界ではないでしょうか?
もちろん、導入MODを加減することにより、MTAEVWD-liteの運用も可能ですが、そのMODもテスト結果のとおり、今回のテスト環境でも、結構無理を強いられます
近いうちに出るであろうHD4870x2-CF、GTX280-3Way-SLIなどにより、このPC以上のスペックは得られるものの、FPSに現れるその差はもっとも効果が出ても1.5倍-2倍弱程度と考えれば、当然するであろうMOD大量導入においては、MTAEVWD-liteの運用は厳しいのではないかと思われます
CPUがCore2Duoレベルで6GHz程度あれば、可能かもしれませんが、次世代のCPU環境を待つしか手段はなさそうです
また、uGridToLoad=5と9の表示レベルからしても、MTAEVWD等では、その差を埋めることはできなさそうです
※某巨大掲示板にFPSの詳細希望者がいたので、左右のデバッグテキストを原寸画像よりトリミングして、追記しました(2008/9/4)
※サイズが小さいため全体的に見えづらくので、1680x1050の中心部分を800x500でトリミングしています
この距離では、タラップ部が見えません
この距離では、タラップ部はありますが、その先の階段がありません(カーソルが入ってしまいました)
この距離で、すでにタラップ部も、その先の階段もあり、更にゲート部もあります
Vista64Ultimate
Core2Duo E8500@4GHz
Mem 8GB
GTX280-OC(Core約749MHz) 177.41
SoundBlaster X-Fi/DA
ドライバ設定
mipmap:バイリニア
AAガンマ修正:オン
AAトランスペアレンシー:マルチサンプリング
AAモード:アプリケーション設定の変更
AA設定:8xQ
スレッド最適化:オン
テクスチャフィルタ-クオリティ:クオリティ
テクスチャフィルタ-トリリニア最適化:オン
テクスチャフィルタ-ネガティブLODバイアス:許可
テクスチャフィルタ-異方性サンプル最適化:オン
トリプルバッファ:オン
レンダリング前最大フレーム:3
垂直同期:3Dアプリによる
対応テクスチャクランプ:ハードウェア
拡張制限:オフ
異方性フィルタ:16
Oblivion設定
フルスクリーン
垂直同期オフ
HDRオン
AAオフ
Distant全てチェック
VGAメニューより設定できる項目は全て最大
ini設定、以下のみ変更
uGridToLoad=5 or 9
uInterior Cell Buffer=6
uExterior Cell Buffer=100
iPreloadSizeLimit=104857600
bAllowScreenShot=1