BOSSを使っているとき、このespファイルはDirty EditがあるからTES4Editでクリーニングしなさいと表示された経験はございませんか?
この記事はMODのクリーニング方法を解説するページです。
クリーニングが必要なMODをクリーニングするとPCへの負荷が減りCTD(Clash to Desktop)が減る可能性が高まります。多くのクリーニングが必要なMODは、簡単な手順でクリーニングできます。
ただしOblivion War CryのようにクリーニングしてはいけないMODや特定の手順を踏まないと正しくクリーニングされないMODもあります。
クリーニングが必要なMODは、有志によってCSWiki:TES4Edit_Cleaning_Guideに一覧が作成されています。
Wrye Bashのランチャー機能を使うとBOSSやTES4Editなどのツールを起動するのが楽になります。
これらのツールを指定されたディレクトリにインストールするか、インストールしたディレクトリパスを、bash_default.iniを参考にしてbash.iniに記述すれば、Wrye Bashの下部のアイコンにこれらツールのランチャーが登録されます。
よって、クリーニングを始めるにはまずWrye Bashを起動してみるのがいいでしょう。
どのMODをクリーニングしたいかわからないときのために、簡単なクリーニング方法を紹介します。
BOSSを使うと、便利なことに、クリーニングが必要なMODを教えてくれます。
新しいMODを導入したら定期的にBOSSを実行しましょう。このBOSSの情報が有志によって作成されていますので、BOSSに登録されていないMODやクリーニングが必要なことがBOSS作者に通知されていないMODまでは教えてくれませんので注意してください。
まず、BOSSを実行して、結果を出力します。出力結果が見やすくなるように、HTMLで出力することをお勧めします。
出力結果で特定のMODに以下のようなメッセージが表示されたら、そのMODはクリーニングが必要であることを示しています。ここからTES4Editの出番です。
MOD名.esp Version x.x Checksum: XXXXXXXX Note: Needs TES4Edit cleaning: http://cs.elderscrolls.com/constwiki/index.php/TES4Edit_Cleaning_Guide
多くの場合、有名なMODをであれば、クリーニングが必要なMODは、有志によってCSWiki:TES4Edit_Cleaning_Guideに一覧が作成されています。
ただし、MODのバージョンが古いものに限ってクリーニングが必要だったりすることがあります。
新しいバージョンのMODに限り、多くのユーザーに勧められてMODをTES4Editでクリーニングしてからウェブサイトに公開するModderも出始めています。
なので、そのMODの readme や ChangLog (更新履歴) などのドキュメントをよく熟読しましょう。
TES4Edit や clean などでドキュメントを検索してみましょう。そこにクリーニング不要、クリーニン済みといった記載があれば、新しいバージョンのMODをではクリーニングしなくても良い場合があります。
クリーニングしてはいけないMODも、有名なMODをであれば、有志によってCSWiki:TES4Edit_Cleaning_Guideに一覧が作成されています。
例として、Oblivion War Cryがあります。わざとDirty Editを作って、とある仕掛けを用意しているようです。
Modder (MOD作者) がreadmeなどのドキュメントで、「このMODはTES4Editでクリーニング済み」と謳っていて、そのドキュメントが古いものでもなく、信頼できるものであれば、まずクリーニングは不要でしょう。もし疑いを持つなら、コミュニティ (フォーラム、掲示板)の情報を見るか、コミュニティやModderに直接質問してみるか、TES4EditやTES Construction SetなどでそのMODを自力で解析して調べる必要があるかもしれません。
日本語化パッチを使ってespファイルに修正を加えるタイプの日本語化は、
日本語化パッチの実行プログラムが、espファイルのCRCが指定された値と一致しているかどうかを判別してから日本語化をします。
日本語化パッチを適用する前にMODをクリーニングすると、CRCが変わってしまいます。
CRCが変わると、その日本語化パッチを適用できません。
なので、MODを クリーニングする前に先に日本語化パッチを適用 してください。
日本語化パッチによっては、クリーニング済みのMODに対して日本語化できるものや、CRCをチェックしないプログラムもあるかもしれません。
下記のように「日本語化パッチ」と称して、ただ日本語化したespファイルで上書きするだけのものもあります。日本語化パッチを適用したらMODがクリーニングされる前に戻ったを参照してください。
「日本語化パッチ」と称して、ただ日本語化したespファイルで上書きするだけの日本語化もあります。このタイプの日本語化は、クリーニングしたespファイルを日本語化したespファイルで上書きするので、当然、そういう事態は起こりえます。
日本語化したespファイルに対してクリーニングを行なってください。
その日本語化したespファイルを作った有志がすでにそのespファイルをクリーニングしている場合もあります。もし有志が readme などのドキュメントファイルをちゃんと作っているならば、それをよく熟読してみましょう。
OBMMでOMOD化したファイルの中にあるespファイルがクリーニングされていなければ当然そういうことになります。
MODを再インストールするたびにクリーニングする手間をかけたくなかったら、クリーニングしたespファイルをOMODの中に入れて圧縮しましょう。
但し、当然ですが事前にespファイルのバックアップは忘れずに。
これはクリーニングしたMODをOBMMで一旦アンインストールしてインストールし直したらクリーニングする前に戻ったんだけど?と同様のケースです。
BAINで管理しているファイルまたはディレクトリの中にあるespファイルがクリーニングされていなければ当然そういうことになります。
MODを再インストールするたびにクリーニングする手間をかけたくなかったら、クリーニングしたespファイルをパッケージの中に入れておきましょう。
但し、当然ですが事前にespファイルのバックアップは忘れずに。